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J-GLOBAL ID：201802288664325209   整理番号：18A0457809

流体運動に見られる共振現象とは?

著者 (2件)： 吉崎正憲 (立正大 地球環境科学) ,  鈴木パーカー明日香 (立正大 地球環境科学)
資料名： 天気
巻： 65  号： 2  ページ： 123-129  発行年： 2018年02月28日 
JST資料番号： F0064A  ISSN： 0546-0921  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・一般的な振り子と流体運動の内部重力波における共振現象を議論,
・両者とも,固有振動数ω₀を有する振動系に,強制振動数ω_fの強制性を与えて考察。
・ω₀=ω_fの場合,固有振動数の分散関係を充たし,かつ有限振幅を有する自由解とともに,振幅が時間に比例して大きくなる共振解が存在。
・このため,室内実験では共振解の方が出現するが,この場合ではその構造が自由解と一致するので,自由解とみなすことも可能。
・結局,強制が有っても無くても流体の運動は分散関係をみたすので,ここで述べたことは,特段に新規であることを否定。

シソーラス用語： *振り子 ,  *共振 ,  流体 ,  波動 ,  振動数 ,  分散【dispersion】 ,  屋内試験 ,  強制振動 ,  振幅 ,  *内部重力波
準シソーラス用語： *流体運動

分類 (2件)： 気象力学,地球流体力学  (DC05050V) ,  流体波,流体振動  (BC02050Y)

引用文献 (5件)：

• 小暮陽三,1996:物理の常識 おもしろ知識.日本実業出版社,254pp.
• Mowbray, D. E. and B. S. H. Rarity, 1967: A theoretical and experimental investigation of the phase configuration of internal waves of small amplitude in a density stratified liquid. J. Fluid Mech., 28, 1-16.
• 酒井 敏,1990:モアレ法による内部重力波の可視化.可視化情報学会誌,10,203-206.
• 寺沢徳雄,1984:振動と波動.岩波全書,220pp.
• 吉田 武,2000:虚数の情緒 中学生からの全方位独学法.東海大学出版会,1001pp.

タイトルに関連する用語 (2件)： 流体運動 ,  共振現象