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J-GLOBAL ID:201802288670441607   整理番号:18A0778436

ナノセルロース界面を局所的反応場とする酵素触媒重合によるリグニンの構造制御

著者 (5件):
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巻: 68th  ページ: ROMBUNNO.L14-10-1145  発行年: 2018年03月05日 
JST資料番号: L1221B  ISSN: 1349-0532  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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リグニンは,樹木の20-25%を占める複雑な構造の芳香族系高分子であり,その結合様式を決定するリグニンの生合成機構は古くから興味が持たれている。樹木多糖のキシランやペクチン等の共存によるβ-O-4’結合の増加は多数報告されている一方で,セルロースとリグニンの相互作用については不明な点が多く,特に細胞壁を構成する結晶性ミクロフィブリルとの関連は未だ検討されていない。本研究では,両親媒性を有するナノセルロースを固体界面活性剤として利用したピッカリングエマルションを調製して,界面に存在する結晶性ナノセルロースを局所的反応場としたHRPによるdehydrogenation polymer(DHP)の酵素合成を行った。2D HSQC NMR分析の結果,ミクロフィブリル界面はDHPのβ-β’結合には影響を与えないが,β-O-4’結合を顕著に減少させ,縮合型のβ-5’結合を増加させることが判明した。(著者抄録)
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分類 (2件):
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木材化学  ,  植物生理学一般 
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物質索引
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