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J-GLOBAL ID：201802288674306765   整理番号：18A0126592

可変粘度と熱伝導率を有する高度の圧縮性流体の熱対流に関する数値実験:スーパーアースのマントル対流への意義【Powered by NICT】

Numerical experiments on thermal convection of highly compressible fluids with variable viscosity and thermal conductivity: Implications for mantle convection of super-Earths

著者 (2件)： Kameyama Masanori (Geodynamics Research Center, Ehime University, 2-5 Bunkyo-cho, Matsuyama, Ehime 790-8577, Japan) ,  Yamamoto Mayumi (Geodynamics Research Center, Ehime University, 2-5 Bunkyo-cho, Matsuyama, Ehime 790-8577, Japan)
資料名： Physics of the Earth and Planetary Interiors  (Physics of the Earth and Planetary Interiors)
巻： 274  ページ： 23-36  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0329C  ISSN： 0031-9201  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二次元長方形箱内の高度に圧縮性流体の熱対流の一連の数値実験を行い,スーパーアースのマントル対流を研究した。熱伝導率と粘度は深さと温度に指数関数的に依存すると仮定した,深さによる熱力学的性質(熱膨張係数と参照密度)の変動は,地球の10倍のスーパーアースに適切なものであるとした。実験から,断熱温度変化の間の相互作用及び粘度と熱伝導率の空間的変動により誘起された対流流れパターンの明確な領域を同定した。すなわち,強い温度依存性粘度と深さ依存熱伝導率のケースでは,安定な温度成層の「深い成層圏」は,マントルの基部に形成され,それらの上部表面での厚い停滞蓋に加えてである。「深い成層圏」では,流体運動は特に温度への強い依存性のために最小粘度にもかかわらず垂直方向に有意ではなかった。著者らの発見は,それらの上部表面上の移動テクトニックプレートを改良するためスーパーアースのいくつかは,それらのマントル底部の「深い成層圏」を持つかもしれないことを示唆している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *対流 ,  熱力学的性質 ,  *圧縮性流体 ,  二次元 ,  *マントル対流 ,  *マントル ,  相互作用 ,  温度変動 ,  流れ分布 ,  *熱対流 ,  *熱伝導率 ,  成層圏 ,  *粘度 ,  温度依存性
準シソーラス用語： *数値実験 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： マントル対流 ,  超地球 ,  断熱圧縮 ,  温度依存粘度 ,  深さに依存した熱伝導率

分類 (4件)： 地球熱学,火山物理学  (DC03070D) ,  地殻・上部マントルの構造・組成  (DC03090Z) ,  地球内部物理学一般  (DC03010P) ,  下部マントル・中心核の構造・組成  (DC03100N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 可変粘度 ,  熱伝導率 ,  圧縮性流体 ,  熱対流 ,  数値実験 ,  スーパーアース ,  マントル対流