文献

J-GLOBAL ID：201802288703890881   整理番号：18A0756083

爆発的花粉放出植物Meliosma tenuis(Sabiaceae)の育種システムとマルハナバチの受粉【JST・京大機械翻訳】

Breeding system and bumblebee drone pollination of an explosively pollen-releasing plant, Meliosma tenuis (Sabiaceae)

著者 (2件)： Wong Sato A. A. (Graduate School of Human and Environmental Studies, Kyoto University, Kyoto, Japan) ,  Kato M. (Graduate School of Human and Environmental Studies, Kyoto University, Kyoto, Japan)
資料名： Plant Biology  (Plant Biology)
巻： 20  号： 3  ページ： 537-545  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1158A  ISSN： 1435-8603  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 爆発性花粉放出は,花粉媒介者の体に花粉を付着させるのに役立ついくつかの被子植物によって使用される機構である。それは通常,zyg形の管状花を持つ種によって採用され,鳥類とミツバチによって受粉される。木属Meliosma(Sabiaceae,Proteus)は,外部的に放射性であるが,内部的にzyg的で,花粉を爆発的に放出するユニークな円盤状の花を持っている。爆発性花粉放出の適応的意義を解明するために,著者らは,温帯森林における日本種Meliosma tenuisの花に対する開花行動,育種システムおよび花粉媒介者訪問を観察した。花は6月に開花し,nec食性でpro食性であった。爆発性花粉放出は,雄期花における葯フィラメントまたはスタミノデスへのわずかな触覚刺激により誘発された。花粉はスタミノデスにより囲まれた雌と接触することができないので,M.tenuisは機能的に突出している。人工受粉処理は,M.tenuisが同種異系であることを明らかにした。優勢な花の来訪者は,マルハナバチ種のBomus ardens(Apidae)の花蜜を捜していた。ドロンの行動,それらの体における花粉付着および訪問制限された花の果実セットは,それらが爆発的花粉放出メカニズムを誘発する唯一の薬剤であり,M.tenuisの主要な花粉媒介者であることを示唆する。これらの花をめったに訪問しないという発見は,爆発的花粉放出が他の機能を持つことを示唆している。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 開花 ,  爆発性 ,  食性 ,  人工受粉 ,  日本 ,  付着 ,  *育種 ,  *受粉 ,  ミツバチ ,  温帯 ,  *花粉 ,  被子植物
準シソーラス用語： 花蜜 ,  ポリネーター ,  *マルハナバチ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： dichガミー ,  爆発性花粉放出 ,  雄マルハナバチ ,  Protandry ,  サバ科 ,  触覚刺激

分類 (1件)： 生殖  (EH02040F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 爆発 ,  花粉 ,  放出 ,  植物 ,  育種 ,  マルハナバチ ,  受粉