文献
J-GLOBAL ID:201802288755947357   整理番号:18A0580994

若年成人のアミノ酸プロファイルは,性別,肥満度指数とインスリン抵抗性によって異なる【Powered by NICT】

Amino acid profiles of young adults differ by sex, body mass index and insulin resistance
著者 (14件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 393-401  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3195A  ISSN: 0939-4753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
血漿分枝鎖アミノ酸の増加は,2型糖尿病と心血管疾患発症の高リスクと関連している。しかし,若年成人における基底血漿アミノ酸濃度についてはほとんど知られていない。本研究の目的は,若年成人の血しょうアミノ酸プロファイルを決定し,これらのプロファイルは,性別,ボディマスインデックス(BMI)とインスリン抵抗性(IR)によって修飾したかを評価することであった。Universidad Autonomade San Luis Potosiに出願された19.9±2.4歳の608人のメキシコの若い成人を対象にした横断的研究を行った。対象は,身体検査し,病歴と生化学的,ホルモンおよびアミノ酸分析のための血液試料を提供した。女性は,アルギニン,アスパラギン酸およびセリンのレベルが高く,男性よりもα-アミノアジピン酸,システイン,イソロイシン,ロイシン,メチオニン,プロリン,トリプトファン,チロシン,尿素及びバリンのレベルが低かった。肥満被験者は正常体重対象者よりもアラニン,アスパラギン酸,システイン,オルニチン,フェニルアラニン,プロリン,及びチロシンのレベルが高く,グリシン,オルニチン及びセリンのレベルが低かった。IR(HOMA>2.5として定義される)を有するヒトは,IRのない被験者よりもアルギニン,アラニン,アスパラギン酸,イソロイシン,ロイシン,フェニルアラニン,プロリン,チロシン,タウリンおよびバリンのより高いレベルを有していた。さらに,肥満および/またはIRを有する被験者における二つの主要なグループを同定した;1群は臨床的,生化学的およびホルモンパラメータと正に相関するアミノ酸から構成されていたが,第二のグループは負の相関を示した。本研究は,肥満やIRを併発した若年成人はアラニン,アスパラギン酸,プロリンとチロシンの増加によって特徴づけられるアミノ酸プロファイルとグリシンの減少を変化させたことを示した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般  ,  アミノ酸 
物質索引 (6件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る