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J-GLOBAL ID：201802288774163417   整理番号：18A0461460

量子通信・計算・計測のための非古典光源 スピンスクイーズド光源と計測応用

著者 (1件)： 小野貴史 (Univ. Bristol, Bristol, GBR)
資料名： 光学  (Japanese Journal of Optics)
巻： 47  号： 2  ページ： 71-75  発行年： 2018年02月10日 
JST資料番号： G0125B  ISSN： 0389-6625  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・光を粒子と見た場合に光の光子数ゆらぎが古典限界よりも小さくなった状態として現れる光学スピンスクイーズド状態を利用した光源とその応用について紹介。
・古典的量子状態の基礎を述べ,スピンスクイーズド状態(Yuke)状態と計測への応用や,自発的パラメトリックダウンコンバージョンによる偏光スクイーズド状態の生成を解説。
・光学スピンスクイーズド状態の応用として,ショットノイズ限界を超える光の位相差測定や,5光子のYuke状態を用いた実験例を説明。
・スピンスクイージングは計測と密接に関係し,量子情報の分野では,数理統計的手法により,位相感度を推定する研究も進展。

シソーラス用語： 量子光学 ,  *スピン ,  コヒーレント光 ,  ゆらぎ ,  *スクイーズ状態 ,  光パラメトリック効果 ,  周波数逓降 ,  ショット雑音 ,  量子情報 ,  位相測定 ,  分光感度 ,  位相特性 ,  *分光用光源 ,  *非破壊測定
準シソーラス用語： *スクイーズ光 ,  パラメトリックダウンコンバージョン ,  量子計測 ,  量子状態

分類 (1件)： 量子光学一般  (BD04010X)

引用文献 (19件)：

• M. Kitagawa and M. Ueda: Phys. Rev. A, 47 (1993) 5138-5143.
• D. J. Wineland, J. J. Bollinger, W. M. Itano, F. L. Moore and D. J. Heinzen: Phys. Rev. A, 46 (1992) R6797.
• J. Ma, X. Wang, C. P. Sun and F. Nori: Phys. Rep., 509 (2011) 89-165.
• N. Bigelow: Nature, 409 (2001) 27-28.
• V. Giovannetti, S. Lloyd and L. Maccone: Science, 306 (2004) 1330-1336.

タイトルに関連する用語 (7件)： 量子通信 ,  計算 ,  計測 ,  古典光 ,  スピン ,  スクイーズド光 ,  応用