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J-GLOBAL ID:201802288798089507   整理番号:18A0276958

アナカルド酸UV誘起減少I型プロコラーゲン発現のを阻害するCOL1A2プロモーターにおけるDNAメチル化の阻害【Powered by NICT】

Inhibition of DNA Methylation in the COL1A2 Promoter by Anacardic Acid Prevents UV-Induced Decrease of Type I Procollagen Expression
著者 (22件):
資料名:
巻: 137  号:ページ: 1343-1352  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0776A  ISSN: 0022-202X  CODEN: JIDEAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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UV照射はTGF-β/Smadシグナル伝達経路を阻害することにより主にI型プロコラーゲン産生を減少させる。更なる後成的調節機構は不明であるので,著者らはヒト皮膚線維芽細胞におけるCOL1A2転写のUV誘導調節におけるDNAメチル化およびヒストンアセチル化の役割を調べた。p300ヒストンアセチルトランスフェラーゼ阻害剤,アナカルド酸はヒト皮膚線維芽細胞におけるI型プロコラーゲン発現のUV誘導性低下を救済した。UV照射は全体的なヒストンアセチル化を誘導したが,ヒストンH3アセチル化だけでなく,p300及びSmad2/3の局所動員を減少させたp300結合部位( 1406/ 1393)に,クロマチン免疫沈降により示されるように,COL1A2プロモーター。この効果は,アナカルド酸処理により逆転された。とは対照的に,ピロシーケンス分析は,UV照射がCOL1A2プロモーターの同じ領域,アナカルド酸及びDNAメチルトランスフェラーゼ阻害剤(5-アザ-2′-デオキシシチジン)により逆転されたDNAメチル化を誘導することを示した。UV誘導DNAメチル化の阻害はCOL1A2プロモーターにおけるUV誘導ヒストンアセチル化の増加をもたらし,転写因子の動員を増加させ,UV照射後のI型コラーゲンのアップレギュレーションをもたらした。まとめると,著者らの知見は,DNAメチル化とヒストンアセチル化間の後成的クロストークはUV照射により誘起されたCOL1A2転写に重要な役割を果たすことを示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  消化器の基礎医学  ,  生物学的機能 

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