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J-GLOBAL ID:201802288829775607   整理番号:18A1006348

虚血性脳卒中のマウスモデルにおけるアミオダロンの神経保護効果【JST・京大機械翻訳】

Neuroprotective effects of amiodarone in a mouse model of ischemic stroke
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 168  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7417A  ISSN: 1471-2253  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イオンチャンネルは虚血性脳損傷の発生において重要な役割を果たす。最近の研究は,種々のタイプのイオンチャンネルの遮断が実験的脳卒中モデルにおける結果を改善することを報告している。生命を脅かす不整脈に対する最も効果的な薬剤の1つであるアミオダロンは,複数のチャンネル遮断薬として作用し,その特性は4つのVaughan-Williamsクラスをカバーする。アミオダロンは心房細動患者において洞調律を維持することにより虚血性脳卒中の予防に間接的に寄与することが知られているが,アミオダロンの直接神経保護効果は明らかにされていない。本研究の目的は,マウスにおける虚血性脳卒中に対するアミオダロンの直接効果を検討することであった。局所脳虚血は,成体雄マウスにおいて遠位永久中大脳動脈閉塞(MCAO)を介して誘導された。アミオダロン前処置群は,MCAOの1時間前にアミオダロンの50mg/kgを受けた;アミオダロン後処理群は,MCAO直後にアミオダロン50mg/kgを投与した。対照群は,車両だけを受けた。加えて,ナトリウムチャンネル開口薬のベラトリンと選択的βアドレナリン作動薬イソプロテノールを用いて,標的経路を解明した。心拍数と血圧を周術期にモニターした。梗塞容積分析は,MCAOの48時間後に行われた。身体非対称性試験とコーナ試験を,神経学的評価のために使用した。アミオダロン前処理と後処理は心拍数を減少させたが,血圧には影響しなかった。マウスは不整脈を示さなかった。対照群と比較して,アミオダロン前処置群は,より小さい梗塞容積(8.9±2.1%半球[平均±SD]対11.2±1.4%;P<0.05)を有し,機能的転帰を改善した:より低い非対称体スイング率(52±17%対65±18%;P<0.05)およびより少ない左ターン(7.1±1.2対8.3±1.2;P<0.05)。対照的にアミオダロン後処理はMCAO後の転帰を改善しなかった。アミオダロン前処理の神経保護効果は,レスベラトロールの共投与により消失したが,イソプロテレノールでは消失しなかった。アミオダロン前処置は虚血性脳障害を減弱させ,心律動と血圧に影響することなく機能的転帰を改善した。本結果はアミオダロン前処理が少なくとも部分的にナトリウムチャンネルを遮断することにより神経保護効果を有することを示した。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  ,  循環系の基礎医学  ,  神経の基礎医学 
引用文献 (39件):
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