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J-GLOBAL ID：201802288961766788   整理番号：18A0340743

アルカリPilanesberg複合岩体,南アフリカの起源と進化【Powered by NICT】

Source and evolution of the alkaline Pilanesberg Complex, South Africa

著者 (2件)： Elburg Marlina A. (Department of Geology, University of Johannesburg, P.O. Box 524, Auckland Park 2006, South Africa) ,  Cawthorn R. Grant (School of Geosciences, University of the Witwatersrand, P.O. Wits, Johannesburg 2050, South Africa)
資料名： Chemical Geology  (Chemical Geology)
巻： 455  ページ： 148-165  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0081A  ISSN： 0009-2541  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pilanesberg複合岩体(南アフリカ)は,世界最大のが最も検討されていないアルカリ複合岩体の一つである。粗面岩,フォノライト,閃長岩及び霞石閃長岩(foyaites)から構成され,火山性の殻の保存は,より大きなアルカリ複合岩体のないものとなっている。Pilanesberg複合体の貫入史はグリーンランドのKangerlussuaq侵入に対する類似性を示し,この新しい全岩主要及び微量元素は,既存のデータと組み合わせて,複合体は進化したアルカリ岩のSrリッチ型に属することを示し,解析したIlimaussaqよりコラ半島の錯体に類似していた。苦鉄質岩石の非存在にも関わらず,実験的研究との比較は,親マグマは,アルカリ玄武岩である可能性が最も高いことを示した。鉄濃縮は,単斜輝石と角閃石よりもむしろかんらん石と斜長石を含む分画の初期段階による,水に富む組成と中間レベル酸素逃散能を反映していた。分別傾向はSrとBaの強い濃縮が,中程度Yと中間重希土類元素,最小Eu異常をもたらした。後期水に富む流体が最も単位の有意なautometasomatismを引き起こした。チタン石の新たなU-Pb年代測定は,千三百九十五十/ 11MaとしてPilanesberg複合体の年代に相当する。0.7028(εSr_1395= 1)周辺の初期~87Sr/~86Sr同位体比は中程度に枯渇したマントル源に典型的である,局所リソスフェアマントルとは異なった。濃縮微量元素シグネチャと枯渇した同位体の特徴の組み合わせは,わずかな部分溶融の証拠である。εSr値は世界中の他のアルカリ複合岩体について報告されたもの,地殻の対照的な地質学的履歴の定置に類似していた;は火成活動と最小地殻汚染直前にリソスフェアの交代作用を反映している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 微量元素 ,  マントル ,  塩基性岩 ,  地殻 ,  単斜輝石 ,  リソスフェア ,  *複合岩体 ,  火山 ,  閃長岩 ,  同位体 ,  ストロンチウム ,  鉄 ,  同位体存在比 ,  かんらん石 ,  *岩石

著者キーワード (6件)： アルカリ錯体 ,  過アルカリ岩 ,  プレート内火成活動 ,  Sr同位体 ,  南アフリカ ,  中原生代

分類 (2件)： 同位体地質学  (DD01042T) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (5件)： アルカリ ,  複合岩体 ,  南アフリカ ,  起源 ,  進化