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J-GLOBAL ID:201802288965908153   整理番号:18A0380840

Ossa Morena/中央イベリア帯境界におけるカドミア火成活動と変成作用,イベリア地塊,中央ポルトガル:Sardoal複合岩体の地球化学とP-T制約【Powered by NICT】

Cadomian magmatism and metamorphism at the Ossa Morena/Central Iberian zone boundary, Iberian Massif, Central Portugal: Geochemistry and P-T constraints of the Sardoal Complex
著者 (4件):
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巻: 268-271  ページ: 131-148  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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良く保存されたCadomian基盤岩はイベリア地塊,中央ポルトガルに曝露された,Ossa Morena/中央イベリアゾーン境界,信頼性のある地球化学的データの決定を可能にするであった。カドミアンおよびバリスカン火成及び変成事象の配列は,この地域ですでに記述されているし,Avalonian-Cadomian造山帯の他の領域で記録した。しかし,この地域のCadomian基盤岩に関する地球化学的情報はまだ限られている。トマールBadajoz Cordobaせん断帯内に位置する,Sardoal複合体の火成プロトリスを特性化し,その構造環境を同定するための全岩地球化学と酸素同位体情報を提示する。詳細な岩石学,鉱物化学およびP-Tデータを用いて最終カドミア構造変成イベントを特性化した。Sardoal複合体は正片麻岩と角閃岩単位を含んでいた。正片麻岩のプロトリスは三つの異なる段階における活動的大陸縁辺域(約692Ma,約569Ma及び約548Ma)中に生成した酸組成質及び過アルミナ質の特徴のカルクアルカリ質マグマである。その岩石成因における最も重要なプロセスは異なる地殻レベルでの古い変堆積岩と火成岩地殻の部分溶融と斜長石,アルカリ長石,りん灰石,ジルコンとFe-Ti酸化物の結晶分別した。,約540Maより古い,角閃岩のプロトリスはN,T及びE-MORB親和性を示す塩基性組成のソレアイト質とカルクアルカリ質マグマである。活動的大陸縁辺で発生させた。角閃石と透輝石の地殻の混成作用と分別結晶作用がその岩石成因に関与していた。しかし,分別結晶作用は有意ではなかった。Sardoal複合体に記録された火成活動は,同時代の珪長質及び苦鉄質火成活動の長寿命大陸弧(約692 540Ma)の存在を示した。Cadomian変成作用の最終段階は,通常LPHT変成事象としてCadomian基盤岩層の他の領域で表現した。しかし,熱力学的モデリングによって得られたP-Tデータは約540Maで中圧/高温度条件を示した。これらのデータは,Cadomian変成作用の最終段階を記録したSardoal複合体はより深いレベル上昇したCadomian基盤岩層を表すことを示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変成岩  ,  年代測定  ,  深成岩  ,  岩石圏の地球化学一般  ,  火成岩全般 

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