抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:2型糖尿病(T2DM)合併骨粗鬆症(0P)患者の血清中インスリン様成長因子1(IGF-1)レベルを測定し、IGF-1とインシュリン抵抗(IR)の関係及びT2DM合併OPにおける作用を分析する。方法;【方法】2001年1月2015年6月に,T2DM患者115名を,対照群(非OP群,48症例)および観察群(OP群,67症例)に割り付けた。空腹時血糖値(FBG),空腹時インシュリン(FINS),インシュリン感受性指数(ISI),インシュリン耐性指数(IRI),IGF-1とBMDのレベルの差を,2群間で比較した。観察組の血清IGF-1とIRの関係に対して相関性分析を行い、T2DM合併OPの相関影響要素に対して多要素分析を行った。結果;観察グループの血清IGF-1[(109.87±22.85)μg・L-1]、BMD[(-2.83±0.35)g・cm-2]及びISI(55.94±7.79)は対照グループより明らかに低く、FBG[(8.69±0.)]は対照グループより明らかに低かった。80mmol・L-1,FINS[(21.42±1.66)mIU・L-1]およびIRI(8.27±1.15)は,対照群に比して有意に高かった(P<0.01またはP<0.05)。IRIは負の相関を呈し、BMD、ISIと正に相関し(P<0.01あるいはP<0.05)、多因子Logistic回帰分析の結果、IGF-1、FBG、FINS及びISIはT2DM患者のOP発生の影響要素(OR=0.958,4.704,1.985,0.812,P<0.01またはP<0.05)。低レベルのIGF-1、高水準のFBG、FINS及び低ISIはT2DM合併OP発生の危険要素であり、IGF-1レベルとIR相関性の理解はT2DM合併OPの診断の感受性の向上にとって重要な意義を持つ。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】