文献
J-GLOBAL ID:201802289036476529   整理番号:18A1135368

Bombyx mori(カイコガ)におけるモリブデン補因子生合成を支配する遺伝子におけるゲノム編集により引き起こされた透明な幼虫の外皮および弛緩性麻痺【JST・京大機械翻訳】

Translucent larval integument and flaccid paralysis caused by genome editing in a gene governing molybdenum cofactor biosynthesis in Bombyx mori
著者 (3件):
資料名:
巻: 99  ページ: 11-16  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Bombyx moriにおける幼生外皮の翻訳性は表皮における尿酸の欠如により引き起こされる。hime’nichi 半透明(ohi)は,幼生の介在物の中間的な翻訳性を引き起こす独特の突然変異であり,特異的なflaccid麻痺を引き起こす。ohi突然変異に関連する遺伝子を決定するために,ohi遺伝子座を29の予測遺伝子を含む400kb領域にマップした。この領域の遺伝子の中で,MoCoは尿酸生合成における重要酵素であるキサンチンデヒドロゲナーゼ(XDH)の活性に不可欠であるため,モリブデン補因子(MoCo)生合成を調節する哺乳類ゲフィリン(BmGphn)のBombyx相同体に焦点を合わせた。Ohi幼生の半透明の介在物は,XDHと同等の哺乳類であるウシキサンチンオキシダーゼの注射後に不透明になり,XDH活性がohi幼生において欠損していることを示した。RT-PCRと配列解析は,(i)ohi幼生において,BmGphn遺伝子の発現が尿酸が合成される脂肪体で抑制され,(ii)ohi突然変異体対立遺伝子にアミノ酸置換がないことを示した。最後に,CRISPR/Cas9を用いてBmGphnノックアウト対立遺伝子(BmGphn~Δと表示)を得た。結果として得られたohi/BmGphn~Δ幼生は,翻訳されたインテグロンを有し,BmGphnがohi表現型に関与する遺伝子であることを示した。著者らの結果は,BmGphnの抑制された発現が,ohi幼生で観察された欠損MoCo生合成とXDH活性の原因因子であることを示す。興味あることに,全ての雄性BmGphn~Δホモ接合体はpu化前に死亡し,flaccid麻痺表現型を示した。このflaccid麻痺表現型の基礎となる遺伝的および生理学的機構についても考察した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子の構造と化学  ,  分子遺伝学一般  ,  蚕  ,  酵素生理 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る