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J-GLOBAL ID：201802289084951611   整理番号：18A1782877

2つの広く分布したユーカリ種の産地における制御された気候勾配に沿った光合成能力と葉の窒素減少【JST・京大機械翻訳】

Photosynthetic capacity and leaf nitrogen decline along a controlled climate gradient in provenances of two widely distributed Eucalyptus species

著者 (9件)： Crous Kristine Y. (Hawkesbury Institute for the Environment, Western Sydney University, Penrith, NSW, Australia) ,  Drake John E. (Hawkesbury Institute for the Environment, Western Sydney University, Penrith, NSW, Australia) ,  Drake John E. (Department of Forest and Natural Resources Management, SUNY College of Environmental Science and Forestry, Syracuse, New York) ,  Aspinwall Michael J. (Hawkesbury Institute for the Environment, Western Sydney University, Penrith, NSW, Australia) ,  Aspinwall Michael J. (Department of Biology, University of North Florida, Jacksonville, Florida) ,  Sharwood Robert E. (Hawkesbury Institute for the Environment, Western Sydney University, Penrith, NSW, Australia) ,  Sharwood Robert E. (Division of Plant Sciences, Research School of Biology, The Australian National University, Canberra, ACT, Australia) ,  Tjoelker Mark G. (Hawkesbury Institute for the Environment, Western Sydney University, Penrith, NSW, Australia) ,  Ghannoum Oula (Hawkesbury Institute for the Environment, Western Sydney University, Penrith, NSW, Australia)
資料名： Global Change Biology  (Global Change Biology)
巻： 24  号： 10  ページ： 4626-4644  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2590A  ISSN： 1354-1013  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候は樹木分布を制限する重要な因子であり,異なる熱環境への適応は,樹木集団が気候温暖化にどのように応答するかに影響する可能性がある。温暖化の現在の速度を考えると,より暖かい,より熱的に安定な気候における樹木個体群は,より多くの季節的気候からの個体群と比較して温暖化に対して生理学的に応答する能力が限られている可能性があると仮定されている。広く分布するEucalyptus tereticornisとE.grandisのいくつかの原産地が,それらの自然分布範囲(~16~38°S)に沿った+3.5°C温暖化に対する光合成能力を調整し,原産地の種子起源の気候が異なる成長温度に対する応答に影響するかどうかを調べた。また,光合成とJ_maxの温度最適値(T_opt)が,より高い成長温度にどのように応答するかを試験した。著者らの結果は,温帯起源における温暖化による標準化温度での光合成速度の増加を示したが,熱帯原産地における速度はそれらの温帯対応物と比較して約40%減少した。光合成の温度最適値は原産地がより暖かい成長温度に曝されると増加した。両種とも,温帯原産地と比較して,葉の窒素と葉のRubisco含量の減少に関連した熱帯と亜熱帯の原産地において,光合成能力が約30%減少した。熱帯原産地は,それらの熱的最適に近く動作し,日最高気温の間,J_maxのT_optの3%以内に入った。したがって,さらなる温暖化はより暖かい気候におけるC取り込みと樹木成長に負の影響を及ぼすかもしれないが,寒冷気候におけるユーカリは中程度の温暖化から利益を得る可能性がある。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *窒素 ,  *気候 ,  *光合成 ,  順応 ,  リブロースビスリン酸カルボキシラーゼ ,  温帯 ,  熱帯 ,  亜熱帯 ,  *ユーカリ ,  生理学 ,  個体群 ,  寒冷気候 ,  温暖化
準シソーラス用語： 原産地 ,  *産地 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： 成長温度 ,  Jmax ,  葉の呼吸 ,  最適温度 ,  光合成 ,  R/A比 ,  熱順応 ,  VCMAX ,  温暖化

分類 (2件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (8件)： 分布 ,  ユーカリ ,  産地 ,  気候 ,  勾配 ,  光合成能力 ,  葉 ,  窒素