抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:異なる用量のワルファリン抗凝固治療による高齢安定性冠状動脈粥状硬化性心疾患(略称冠状動脈性硬化症)合併非弁膜性心房細動(AF)患者の臨床効果と安全性を検討する。【方法】2013年6月2015年6月に,非弁膜性AF患者141名の臨床データを,本研究に登録した。低用量群には,ワルファリン1.25mgを経口投与し,国際標準化比率(INR)は1.52.1であった。標準用量群にはワルファリン2.5mgを経口投与し、INRの標準範囲は2.22.7で、患者の臨床複合終点(全死亡と血栓時間)と安全終点事件(出血イベント)をフォローアップした。結果:135例の患者の臨床データをデータ分析に組み入れた。性別,年齢,BMI,左室駆出率(LEVF),合併症の数,クレアチニンクリアランス,CHA2DS2VAScスコア,HAS-BLEDスコアを比較した。統計的有意差は認められなかった(P>0.05)。死亡,虚血性脳卒中,無症候性脳卒中,肺塞栓症の2群間に有意差はなかった(P>0.05)。低投与量群のラクナ梗塞と末梢血管塞栓の発生率は標準用量群より顕著に高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。2群間で脳出血と胃出血の発生率に有意差はなかった(P>0.05)。標準用量群の腎臓出血、皮膚粘膜出血、歯肉出血などの面の発生率は低投与量群より顕著に高く、統計学的有意差があった(P<0.05)。2群のワルファリン服用量とINRレベルを比較すると、統計学的有意差があり(P<0.05)、低投与量群患者のINRレベルは標準群より明らかに低く、INR値は小さかった。患者の出血事件の発生率は低いが、塞栓事件の発生率が高く、INR値が大きいほど、患者の出血事件の発生率が高く、塞栓事件の発生率は低い。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】