文献
J-GLOBAL ID:201802289265045123   整理番号:18A1592307

聴覚求心路遮断後の下丘における細胞骨格の神経形成変化【JST・京大機械翻訳】

Neuroplastic change of cytoskeleton in inferior colliculus after auditory deafferentation
著者 (5件):
資料名:
巻: 367  ページ: 207-212  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0235C  ISSN: 0378-5955  CODEN: HERED3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
神経可塑性は,感覚入力の変化に適応することを助ける脳の特性である。聴覚脱求心は,下丘(IC)におけるニューロンの細胞骨格における可塑性変化を誘導する可能性があると仮定した。本研究では,聴力損失後のICにおける神経フィラメント(NF)リン酸化の動的状態を評価した。4週齢のラットにおいて片側または両側蝸牛アブレーションにより聴覚脱求心を誘導した。ニューロンにおける細胞骨格変化を評価するために,NF重鎖発現におけるmRNA折畳み変化,SMI-32抗体を用いた非リン酸化NF蛋白質折畳み変化,及び難聴後の4及び12週におけるICの全ニューロン集団に対するSMI-32免疫反応性(SMI-32-ir)ニューロンの比率を評価した。両側難聴(BD)群において,SMI-32-irニューロンの比率は,年齢一致対照(P<0.01,P<0.01)と比較して,右と左のIC(それぞれ6.1±4.4%,5.0±3.4%)におけるアブレーションの4週後に有意に増加した。アブレーションの12週後に,SMI-32陽性ニューロンの比率は,年齢一致対照群におけるそれより高かった(右,3.4±2.0%;左,3.2±2.3%)。しかし,右および左側において有意ではなかった(それぞれP=0.38,P=0.24)。SMI-32-irニューロンの比の結果と一致して,SMI-32-ir蛋白質発現はBD後4週で増加し,両側アブレーション後12週での変化は右または左ICで有意ではなかった。両側性難聴後のNF mRNA発現の年齢一致制御折畳み変化は,右および左ICにおける難聴後4および12週で有意ではなかった。片側性難聴は,NF mRNA発現,MSI-32-ir蛋白質発現の有意な変化を誘発しなかった,そして,聴力損失の後の4と12週におけるICにおけるSMI-32-irニューロンの比率を誘発した。両側聴覚脱求心は,IC内のニューロン細胞骨格の構造変化を誘導し,これはBD後4週で顕著である。ニューロンの構造的リモデリングはBD後12週間で安定化した。BDと異なり,片側聴覚脱求心は,ICにおけるNFの動的状態に影響しなかった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る