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J-GLOBAL ID:201802289402921942   整理番号:18A0149398

ヒドロキシアパタイト添加GICのin vitro生体適合性:ヒト歯根膜線維芽細胞を用いたSEMによる研究【Powered by NICT】

In vitro biocompatibility of hydroxyapatite-added GIC: An SEM study using human periodontal ligament fibroblasts
著者 (2件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 435-441  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2639A  ISSN: 1496-4155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】ナノヒドロキシアパタイト添加GICは従来のGICの物理的性質を改善するために開発した。しかし,この潜在的に有用な頚部修復材料に対する歯周細胞の生物学的応答は調べられていなかった。本研究の目的は,ヒドロキシアパタイト添加GICへのヒト歯周靭帯線維芽細胞のin vitro応答を調べることであった。材料と方法:材料,すなわち,試験群1(cGICまたはIX型GIC),試験群2(HA GICまたはヒドロキシアパタイト添加GIC),および陽性対照(ガラスカバースリップ)の三種のカテゴリーは,ヒト歯周靭帯線維芽細胞とインキュベートした。試料は線維芽細胞の形態学的特性を研究するために走査型電子顕微鏡下で観察した。さらに,元素分析は,表面化学組成に基づく二試験群を区別するために行った。【結果】試験群1(cGIC)はカールアップ形態を持つ細胞を示し,基板への付着不良を示した。試験群2(Ha GIC)は平坦形態を有する細胞と葉状仮足とブレブのような多数の細胞拡張を示し,基板への良好な付着を示した。試験群2(Ha GIC)は,カルシウムとリンのより高い表面元素割合を示した。【結論】本研究の限界内で,ヒドロキシアパタイト添加GICは従来のGIC(IX型),恐らく高い元素割合カルシウムとりんのに起因するよりも生体適合性であると結論できる。臨床的意義:理想的な頚部修復歯科材料の探索は困難である。ヒドロキシアパタイト添加GICは基本的な従来のGICから作製する簡単で経済的な歯科材料である。本研究からの結果は軟部組織拡大を必要とするかもしれない,頚部および根表面修復のためのその候補を強化する。この材料に結合組織接着の可能性はperiorestorative歯科領域における刺激的な見通しである。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  歯の基礎医学 

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