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J-GLOBAL ID:201802289421957280   整理番号:18A0283923

真空アニーリング上の多相酸化鉄ナノ粒子における熱的に誘起された相変態【Powered by NICT】

Thermally induced phase transformation in multi-phase iron oxide nanoparticles on vacuum annealing
著者 (3件):
資料名:
巻: 439  ページ: 156-166  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0644A  ISSN: 0304-8853  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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移行アークプラズマ誘起ガス相凝縮法により合成した多相酸化鉄ナノ粒子における磁気相の変化をX線回折,振動試料磁力計,~57Fe Moessbauer分光法によって調べた。粒子は三種類の異なる鉄酸化物相からなることが提案されているαFe_2O_3,γFe_2O_3とFe_3O_4。これらのナノ粒子は,真空(10~ 3mbar He圧力)下の高温(~935K)に曝露した,熱的に誘起された相変態を調べた。X線回折データのRietveld精密化は熱処理前Fe_3O_4,γFe_2O_3とαFe_2O_3相の存在の確認に透過Moessbauerスペクトルの最小二乗あてはめを裏付け,Fe_3O_4とαFe_2O_3相は熱処理後に存在するのみであった。真空中での熱アニーリングについて,γFe_2O_3Fe_3O_4とαFe_2O_3への変換が観察された。興味深いことに,著者らは空気中のγFe_2O_3αFe_2O_3(573 623K)の相変態温度よりも著しく低い~498K 538K,温度範囲で生じる相変態を観測した。X線回折パターンとMoessbauer分光法のRietveld精密化の結果を組み合わせて,著者らは,調製したままの試料中に存在する,αFe_2O_3相へのこの相変態準安定な「欠陥と歪」D Fe_3O_4相の相変換に起因した。種々の酸化鉄ナノ粒子の使用中の相変態を制御することにより相の安定化は,特別な応用にためにそれらを選択するための重要な因子である。著者らの研究は,環境の温度と化学的性質の影響についての知見,相安定性を支配する主要因子,種々の応用のための気相凝縮法で作製した鉄酸化物ナノ材料の適合性と寿命を提供する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酸化物結晶の磁性  ,  その他の無機化合物のMoessbauer効果  ,  酸化物薄膜 

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