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J-GLOBAL ID:201802289486391260   整理番号:18A1758317

ポリプロピレンの熱融合特性に及ぼす界面ポリシラン被覆の影響

The Effect of Interfacial Polysilane Coating on Heat Fusion Properties of Polypropylene
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 123-130(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: Z0961A  ISSN: 0387-1533  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,ポリプロピレン(PP)の熱融合特性に及ぼす界面フェニルメチルポリシラン(PMPS)被覆の影響を調べた。PP膜の熱融合界面へのPMPSの適用は,同一条件下でPMPS無しのPP膜と異なり,改質膜を剥離できないような剥離強度に増加させた。その結果,改質膜は,純粋な試料よりはるかに低い温度で熱溶融することができる。PP膜の表面へのPMPSとほぼ同じ分子量のシリコーン油の添加により,剥離強度は劇的に減少し,電界放出透過型電子顕微鏡の結果は,試料が完全に熱融解した場合でも,純PP試料において不連続な熱融合境界を示した。しかし,PMPSをPP膜表面に適用すると,熱融合界面における境界はほとんど観察されない。代わりに,連続ラメラ結晶が界面で観察された。PMPSを添加したPP膜の粘弾性測定は,熱流領域におけるPPの分子運動に対して30.9kJ/molの活性化エネルギーを記録し,それは純PP(34.9kJ/mol)のそれよりも低かった。この結果はPMPSが溶融状態におけるPPの分子運動を強化することを示している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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ポリオレフィン  ,  有機けい素化合物  ,  高分子固体の構造と形態学 
引用文献 (21件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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