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J-GLOBAL ID:201802289593519947   整理番号:18A0276070

コウイカSepia pharaonis,Ehrenberg(1831)からの後唾液腺毒素のin vitroおよびin vivo抗癌活性【Powered by NICT】

In vitro and in vivo anticancer activity of posterior salivary gland toxin from the cuttlefish Sepia pharaonis, Ehrenberg (1831)
著者 (5件):
資料名:
巻: 272  ページ: 10-20  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0058B  ISSN: 0009-2797  CODEN: CBINA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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後部唾液腺(PSG)毒素は,生物医学的応用において大きなポテンシャルを有する頭足類と腹足類により分泌される高分子量毒素である。本研究では,イカ,S.pharaonisからのPSG毒素の生物医学的ポテンシャルはin vitroおよびin vivoで測定した。PSG毒素の細胞静止電位はリンパ球遊走阻止アッセイにより測定した。PSG毒素(50 μg/ml)はリポ多糖類マイトジェン存在下でアガロースゲルマトリックスを横切るリンパ球の移動を効果的に阻害した。癌細胞株に対するPSG毒素の細胞毒性をMTTアッセイを用いて決定した。PSG毒素はMCF-7乳癌細胞(IC_50 10~0.64μM)とそれに続くKB,HeLaおよびA549細胞に対して最も高い細胞毒性を示した。PSG毒素もMCF-7に対するIC_50 13 0.85μM乳癌細胞とミトコンドリア損傷によるLDH漏れの比例放出を示した。フローサイトメトリー分析により,PSG毒素はG_0/G_1期で細胞周期停止によるMCF-7細胞におけるアポトーシスを誘導することを明らかにした。PSG毒素(80 mg/kg b.w.)は雌Balb/Cマウスにおける実験的に誘発された乳癌における腫瘍増殖の顕著な減少(29%)を示し,in vivoで。血液学的分析は,腫瘍で誘導されたマウスにおけるPSG毒素による血液および生化学的パラメータの回復を示した。組織病理学研究は,乳腺腫瘍における形態学的特徴の復元と,観察された毒性と副作用なしにPSG毒素で処理したマウスにおける重要臓器を明らかにした。PSG毒素は,すなわち肺を即時器官への腫瘍転移の予防における優れたポテンシャルを示し,抗転移剤として機能する。本研究の結果は,PSG毒素は抗癌剤,将来に基づく可能性ペプチドとして大きな有望性を示すことが分かった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗腫よう薬の基礎研究 
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