文献
J-GLOBAL ID:201802289659852363   整理番号:18A1296525

肥満被験者における精子のmiR-155およびmiR-122発現【JST・京大機械翻訳】

miR-155 and miR-122 Expression of Spermatozoa in Obese Subjects
著者 (8件):
資料名:
巻:ページ: 175  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7071A  ISSN: 1664-8021  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
肥満は,障害された鉄ホメオスタシスと関連する軽度の慢性炎症により特徴付けられる。ヒトおよびマウスにおける研究は,肥満における配偶子を介した経世代的後成的遺伝が存在することを示している。しかしながら,肥満被験者からの精子における炎症と鉄ホメオスタシスに関連するマイクロRNAの発現の変化に関する情報はほとんどない。本研究では,血漿,末梢血単核細胞(PBMC)及び精子における炎症(miR-21y miR-155)及び鉄栄養(miR-122及びmiR-200b)に関連するマイクロRNAの発現を,正常精子対照(Cn;n=17;BMI:24.6±2.0)及び肥満(Ob;n=17;BMI:32.6±4.4)男性から調べた。炎症レベルを測定するために,著者らは磁気Luminex法によってIL-6,TNF-α,および単球走化性蛋白質-1(MCP1)を測定した。PBMCにおけるIL6,TNF-α,およびヘプシジン(HAMP)のmRNA発現をRT-qPCRによって評価した。マイクロRNAの分析はTaqManアッセイを用いて行った。PBMC,精しょう,および精子中の鉄含有量を誘導結合プラズマ質量分析(ICP-MS)によって測定した。高い血清IL6,TNF-α,およびMCP1レベルがOb群で観察された(p<0.05)。遺伝子発現分析は,肥満被験者からのPBMCにおいて,TNF-α(p=0.018),HAMP(p=0.03),およびIL6(p=0.02)の相対的増加を示した。また,高レベルの血清フェリチン(p=0.03),精しょう中の鉄含量(p=0.04)および精子(p=0.002)が観察されたが,肥満被験者の血清Feは低かった(p=0.007)。Ob群において,miR-155(p=0.02)とmiR-21(p=0.03)の高い発現が,血漿中のPBMCとmiR-122(p=0.03)で観察された。精子では,miR-155(p=0.004)とmiR-122(p=0.028)の両方がOb群で高かった。著者らの結果は,肥満被験者が,全身および精子レベルの両方において,炎症および鉄代謝にそれぞれ関連する2つのマイクロRNA,miR-155およびmiR-122の発現を増加させたことを示した。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝異常・栄養性疾患一般 

前のページに戻る