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J-GLOBAL ID:201802289802040262   整理番号:18A0400258

双極子スピンアイスの熱力学に及ぼす長と短範囲相互作用の効果【Powered by NICT】

Effect of long- and short-range interactions on the thermodynamics of dipolar spin ice
著者 (4件):
資料名:
巻: 381  号:ページ: 428-434  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0600B  ISSN: 0375-9601  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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長距離と短距離双極子相互作用モデルにおける四角,ハニカム及びshakti格子上の双極子スピン氷の熱力学的性質を研究した。状態密度,熱容量の温度依存性,およびエントロピーの厳密解では,完全列挙法による点双極子の有限数を持つこれらの格子が得られた。最大低エネルギークラスタの磁化率と平均サイズはWang-LandauとMetropolis法による正方形スピンアイスについて計算した。長距離相互作用は考慮したすべての格子のエネルギースペクトルのぼけをもたらすことを示した。長距離相互作用の包含は,熱力学的挙動の著しい変化をもたらした。熱容量の付加的なピークは,ハニカム格子の場合に現れる。臨界温度が低いまたは高い温度の方向におけるシフト方向は格子構造に依存する。フラストレートした基底状態をもつ長範囲モデルにおける正方スピンアイスの相転移の臨界温度はWang-LandauとMetropolis手法で独立に得られた。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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