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J-GLOBAL ID:201802289883668219   整理番号:18A0551579

日本の沖縄県琉球南部,八重山諸島におけるPolypedates leucomystax(両生類:アオガエル科)の寄生蠕虫

Helminth Parasites of Polypedates leucomystax (Amphibia: Rhacophoridae) in Yaeyama Islands, Southern Ryukyu, Okinawa, Japan
著者 (5件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 1-10(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: Y0249B  ISSN: 1345-5834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,日本の沖縄県八重山諸島の石垣島と西表島における外来のカエルPolypedates leucomystaxの寄生蠕虫の寄生率を評価した。観察された12種の寄生蠕虫種のうち,寄生性の貧毛類Allodero sp.はこのカエルによって石垣島に導入されたが,西表島に広がることはなかったと考えられた。沖縄島および宮古島のシロアゴガエルに一般的に寄生する線虫であるRaillietnema rhacophoriは観察されなかった。Mesocoelium sp.,Rhabdias sp.,Strongyloides sp.,Cosmocerca japonica,Meteterakis sp.,Oswaldocruzia hoepplii,Oswaldocruzia japalurae,Pseudoacanthocephalus sp.の7種の寄生蠕虫種は,八重山諸島の在来種のカエルやトカゲから獲得したと推測された。このカエルはまた,成虫が鳥や蛇の寄生虫であるPhysalopteridae sp.,Dispharynx sp.,そしてCentrorhynchus sp./spp.の宿主となっている。(翻訳著者抄録)
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異種生物間相互作用 
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