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J-GLOBAL ID：201802289938814045   整理番号：18A1051772

マンガン触媒によるメタノールをC1源とした炭素-窒素結合形成反応

Manganese-Catalyzed C-N Bond Formation with Methanol as a C1 Source

著者 (1件)： 日下部太一 (東邦大 薬)
資料名： 有機合成化学協会誌  (Journal of Synthetic Organic Chemistry, Japan)
巻： 76  号： 6  ページ： 622-623  発行年： 2018年06月01日 
JST資料番号： F0383A  ISSN： 0037-9980  CODEN： YGKKAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルコールのアクセプタレス脱水素(AD)反応は,化学量論的酸化剤なしでカルボニル化合物を生成するための優れた原子経済的アプローチである。さらに,遊離水素は,縮合反応によって生成された不飽和中間体の水素化に対してin situで用いることもできる。上述の反応は貴金属触媒に基づいているが,今日,地球に富む塩基金属(Mn,Fe,Co,Ni)から成るいくつかの効率的な触媒が開発されている。本レビューは,C1源としてアミンとメタノールを組み合わせたマンガン触媒C-N結合形成に関する最近の報告に焦点を当てた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： マンガン化合物 ,  *遷移金属触媒 ,  *脱水素反応 ,  効率 ,  メチル化 ,  *芳香族アミン ,  アミノメチル化 ,  反応機構 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *マンガン触媒 ,  アトムエコノミー

分類 (2件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  芳香族単環アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  (CF05050D)

物質索引 (1件)： メタノール

引用文献 (5件)：

• 1) C. Gunanathan, D. Milstein, Science, 341, 1229712 (2013)
• 2) S. Elangovan, J. Neumann, J.-B. Sortais, K. Junge, C. Darcel, M. Beller, Nat. Commun., 7, 12641 (2016)
• 3) J. Neumann, S. Elangovan, A. Spannenberg, K. Junge, M. Beller, Chem. Eur. J., 23, 5410 (2017)
• 4) S. Chakraborty, U. Gellrich, Y. Diskin-Posner, G. Leitus, L. Avram, D. Milstein, Angew. Chem. Int. Ed., 56, 4229 (2017)
• 5) M. Mastalir, E. Pittenauer, G. Allmaier, K. Kirchner, J. Am. Chem. Soc., 139, 8812 (2017)

タイトルに関連する用語 (5件)： マンガン触媒 ,  メタノール ,  C1 ,  炭素 ,  窒素結合