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J-GLOBAL ID：201802290004852223   整理番号：18A0958689

オサムシ科甲虫類における代謝の質量スケーリングに及ぼす脂肪と外皮質量の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of fat and exoskeletal mass on the mass scaling of metabolism in Carabidae beetles

著者 (8件)： Schramm Bartosz W. (Institute of Environmental Sciences, Jagiellonian University, Gronostajowa 7, Krakow 30-387, Poland) ,  Schramm Bartosz W. (Sable Systems Europe GmbH, Ostendstrasse 25, 12459 Berlin, Germany) ,  Gudowska Agnieszka (Institute of Environmental Sciences, Jagiellonian University, Gronostajowa 7, Krakow 30-387, Poland) ,  Antol Andrzej (Institute of Environmental Sciences, Jagiellonian University, Gronostajowa 7, Krakow 30-387, Poland) ,  Labecka Anna Maria (Institute of Environmental Sciences, Jagiellonian University, Gronostajowa 7, Krakow 30-387, Poland) ,  Bauchinger Ulf (Institute of Environmental Sciences, Jagiellonian University, Gronostajowa 7, Krakow 30-387, Poland) ,  Kozlowski Jan (Institute of Environmental Sciences, Jagiellonian University, Gronostajowa 7, Krakow 30-387, Poland) ,  Czarnoleski Marcin (Institute of Environmental Sciences, Jagiellonian University, Gronostajowa 7, Krakow 30-387, Poland)
資料名： Journal of Insect Physiology  (Journal of Insect Physiology)
巻： 106  号： P3  ページ： 232-238  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0585A  ISSN： 0022-1910  CODEN： JIPHAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物が資源を代謝し,酸素を消費する速度は体重と密接に関連している。典型的には,代謝速度と体重(質量スケーリング指数b<1)との間にサブ直線的なアロメトリック関係がある。このパターンの起源は,進化生理学において最も興味があり,そして,かなり議論された話題の1つである。より大きな生物における質量特異的代謝速度の減少は,貯蔵および骨格組織のような低代謝活性を有する体成分の不均化増加を反映している可能性がある。この仮説を扱い,Carabidae甲虫類の15種からの雄と雌における標準代謝率,体重,および脂肪と外骨格の質量を研究した。代謝率と体重のサブ直線的な相対的関係があった:B=0.72(系統発生は考慮しない),b=0.54(系統発生)。後者の指数は0.75よりも有意に低く,代謝速度の質量スケーリングにおける普遍的な指数値と見なされることがある。著者らの仮説とは対照的に,両成分(b<1)のサブ線形アロメトリック質量スケーリングにより示されるように,肥満の相対的寄与と体重に対する外骨格の相対的寄与は,体重と共に増加するよりもむしろ減少した。代謝的スケーリングの形成における代謝的に不活性な体成分の役割を支持し,代謝に対する指数(b)はわずかに小さくなった(b=0.70,系統発生は考慮しなかった)。全体として,著者らの結果は,甲虫類において,代謝的に不活性な成分の相対含有量が種特異的な体重に従って種を横切って変化することを示している。それにもかかわらず,著者らはこの変化する寄与がカラムシにおける種間代謝スケーリングの起源において中心的役割を果たすという証拠を見出さなかった。著者らの知見は,代謝速度の質量スケーリングの起源に対して,少なくともカラムシにおいて代替説明を見出す必要性を強調する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 酸素 ,  生理学 ,  *代謝 ,  線形性 ,  肥満 ,  エネルギー収支 ,  脂質 ,  体重 ,  系統発生 ,  *甲虫類 ,  外骨格
準シソーラス用語： 代謝活性 ,  スケーリング指数 ,  代謝速度 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： アロメトリー ,  オサムシ ,  キチン ,  脂質 ,  動的エネルギー収支理論 ,  生活史 ,  骨格 ,  質量係数 ,  代謝スケーリング

分類 (2件)： 動物生理一般  (EJ02010E) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

タイトルに関連する用語 (7件)： オサムシ科 ,  甲虫類 ,  代謝 ,  質量 ,  スケーリング ,  脂肪 ,  外皮