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J-GLOBAL ID：201802290082839548   整理番号：18A0406411

酸化グラフェン組み込みヒドロゲル中のヒト間葉系幹細胞のChondroinductive因子遊離軟骨形成分化【Powered by NICT】

Chondroinductive factor-free chondrogenic differentiation of human mesenchymal stem cells in graphene oxide-incorporated hydrogels

著者 (7件)： Shen He (Center for Cellular and Molecular Engineering, Department of Orthopaedic Surgery, University of Pittsburgh School of Medicine, Pittsburgh, PA 15219, USA. [e-mail]) ,  Lin Hang ,  Sun Aaron X. ,  Song Saijie ,  Zhang Zhijun ,  Dai Jianwu ,  Tuan Rocky S.
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 6  号： 6  ページ： 908-917  発行年： 2018年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラフェン系ナノ材料は,成長因子または他の小分子のためのナノキャリアとして働くによる幹細胞接着,増殖,および分化を増強する生体材料として適用した。しかし,外因性分化誘導因子の非存在下で,幹細胞に対する酸化グラフェン(GO)自体の直接的影響は試験されていない。本研究では,GOナノシートとヒト骨髄由来間葉系幹細胞(hBMSC)を負荷した光重合性ポリ-D,L-乳酸/ポリエチレングリコール(PDLLA)ヒドロゲル,著者らの研究室で最近開発されたロバストなchondrosupportive足場に,軟骨誘導因子のない軟骨形成系統に沿ってhBMSC分化を評価した。は第1の構築体の機械的性質に及ぼすGO取込の影響を検討し,GOを含む構築物(GO/PDLLA)は,GO濃度依存的に強化された圧縮弾性率を示したことを観察した。GO/PDLLAで培養したhBMSCsは高細胞生存率(>95%)を維持し,GOの最小の細胞毒性を示した。重要なことに,PDLLAヒドロゲルにカプセル化したものと比較して,GO/PDLLA内hBMSCは軟骨マトリックス遺伝子,アグレカンとII型コラーゲンの遺伝子発現の有意に高いレベルを示し,より軟骨マトリックスを生成した。さらに,GOのプロ軟骨形成効果はGO濃度の増加と共に増加した。免疫組織化学結果は,GO強化hBMSCの軟骨形成はインシュリンの濃縮隔離,hBMSCのプロ軟骨形成効果を有することが知られて必要なサプリメントと相関していたことを示唆した。まとめると,これらの知見は,MSC搭載,設計したヒドロゲル構築物の機械的特性と軟骨形成分化状態を改善し,外因性成長因子を使用せずに,軟骨組織工学のための潜在的に有望な,生物製剤遊離アプローチを表現するためのGOを使用することの有用性を実証した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 機械的性質 ,  *幹細胞 ,  *グラフェン ,  *軟骨 ,  細胞接着 ,  遺伝子発現 ,  遺伝子 ,  *ヒト ,  細胞毒性 ,  成長因子 ,  *分化 ,  インスリン ,  *ヒドロゲル
準シソーラス用語： 生体材料 ,  *軟骨形成 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  骨格系  (EJ10030R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 酸化グラフェン ,  組み込み ,  ヒドロゲル ,  ヒト間葉系幹細胞 ,  因子 ,  軟骨形成 ,  分化