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J-GLOBAL ID:201802290100877579   整理番号:18A2052503

UPd5Al2における局在化5f2状態及び重いフェルミオン超伝導近傍での価数クロスオーバ

Localized 5f2 States in UPd5Al2 and Valence Crossover in the Vicinity of Heavy-Fermion Superconductivity
著者 (5件):
資料名:
巻: 87  号: 11  ページ: 114712.1-114712.9  発行年: 2018年11月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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重いフェルミオン超伝導体NpPd5Al2の等構造化合物であるUPd5Al2の5f電子状態を明らかにするため非弾性中性子散乱実験を行った。PrPd5Al2と同様の準位図を用いて8.5及び15.5meVにおける鋭い結晶電場(CEF)励起から局在化5f2配置を持つ四価U4+を明らかにした。準弾性応答の欠如は,5f2非Kramersイオンでのみ実現される一重項状態の証拠である。高温での大きな分裂及び顕著な広がりは,大きな軌道を持つ5f電子の特徴である。中性子スペクトルから波動関数が決定された低エネルギー準位に基づく平均場モデルを用いて磁化率を合理的に説明した。本研究は,四価U4+から三価Np3+へのAnPd5Al2における価数クロスオーバを含む。この価数クロスオーバは,異常格子膨張及び大きな電気抵抗率から評価することができる。多体効果は,NpPd5Al2における重いフェルミオン超伝導において重要な役割を果たす可能性がある価数不安定性近傍に現れる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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金属系超伝導体の物性 
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