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J-GLOBAL ID:201802290239093001   整理番号:18A1710491

腐食性媒体の輸送過程に及ぼす水性塗料の膜構造の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of membrane structure of waterborne coatings on the transport process of corrosive medium
著者 (5件):
資料名:
巻: 124  ページ: 8-15  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0541C  ISSN: 0300-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,原子間力顕微鏡(AFM)および接触角測定と組み合わせた重量測定法および電気化学インピーダンス分光法を用いて,異なる構造を有する水性熱硬化および熱可塑性被覆における腐食媒体の輸送を研究した。水性塗料(水性アクリル,水性フルオロカーボン,および水性エポキシ塗料)の3つの典型的な種類の樹脂膜を分析した。結果は,水性熱可塑性コーティングと水性熱硬化コーティングにおける腐食性媒体の輸送が一貫していることを示した。これらの2種類のコーティングにおける輸送は,3つの段階に分けることができた。第一段階では,輸送は主に被覆中の水濃度により影響され,媒体含有量はt1/2と線形であり,Fick拡散則を満足した。次に,媒体輸送はFick拡散から逸脱し,媒体含有量は時間とともに飽和に達する。熱可塑性水性アクリル被覆と水性フルオロカーボン被覆における高分子粒子の凝縮の間,粒子界面上の分子セグメントの分子間拡散は制限される。微細構造欠陥の存在は,被覆の緻密化を制限し,媒体チャネルの形成を容易にする。水性フルオロカーボン被覆は対称的なフルオロカーボン結合を含み,低い表面エネルギーをもたらし,疎水性は遅い媒体輸送速度をもたらす。水性エポキシ被覆におけるラテックス粒子の凝集の間,粒子界面の架橋と硬化反応は微細構造欠陥を大きく減少させ,それによってコンパクト性を増加させ,最も遅い媒体透過プロセスをもたらす。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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塗料の性質  ,  防食 
タイトルに関連する用語 (5件):
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