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J-GLOBAL ID:201802290279566523   整理番号:18A0479086

ヤギの発情周期中の繁殖機能と毛髪中コルチゾール濃度に及ぼす反復副腎皮質刺激ホルモン投与の影響【Powered by NICT】

Effect of repeated adrenocorticotropic hormone administration on reproductive function and hair cortisol concentration during the estrous cycle in goats
著者 (4件):
資料名:
巻: 259  ページ: 207-212  発行年: 2018年 
JST資料番号: A0844B  ISSN: 0016-6480  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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毛髪中コルチゾール濃度の測定は,ヒト,野生生物と家畜を含むいくつかの種において慢性ストレスの指標として使用されてきた。しかし,毛髪中のコルチゾール濃度は循環するコルチゾール濃度の変化を反映しているかを正確に十分に立証されていない。本研究の目的は,ヤギにおける発情周期および頭髪コルチゾル濃度中の繁殖機能に及ぼす反復副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)投与の影響を調べることであった。実験1では,ヤギは11 17日発情周期(0日を排卵日)で7日間1日1回筋肉内ACTH(0.625IU/10kg体重,6)または生理食塩水(n=6)を投与した。実験2では,ヤギは発情周期の11 24日目に1日2回筋肉内ACTH(0.625IU/10kg体重の,n=6)または生理食塩水(n=6)を投与した。血液試料は循環コルチゾール濃度を決定するために初回投与後0,0.5,及び6時間に採取した。毛髪は投与開始後0 1と2か月でクリップした。両実験において,血しょうコルチゾール濃度は0.5時間で増加し,ACTH投与後6hでベースラインに戻った。実験の間,発情がACTHおよび生理食塩水群(実験1における6/6と4/6と5/6と6/6実験2で,それぞれ)で最も動物で観察され,排卵は試験した全てのヤギで観察された。しかし,排卵卵胞の数はACTHおよび生理食塩水群の間で有意に異なり,排卵卵胞の最大直径はACTHおよび生理食塩水群の間の異なる(P=.07)傾向があった。実験1では,頭髪コルチゾル濃度はサンプリング期間を通してACTH投与により影響されなかった。実験2では,ACTH群で頭髪コルチゾル濃度は投与前値よりも投与後1か月で大きかったが,2か月で有意差はなかった。これらの結果は,反復ACTH投与は,卵巣卵胞の発達と排卵過程に影響し,頭髪コルチゾル濃度の解析は,循環中のコルチゾール濃度の比較的長期的な変化を評価するために使用できることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生殖器官  ,  生殖生理一般 
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