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J-GLOBAL ID：201802290370727873   整理番号：18A2083842

量子波束干渉によるアルカリハライドの非断熱光解離動力学におけるべき乗則減衰【JST・京大機械翻訳】

Power-law decay in the nonadiabatic photodissociation dynamics of alkali halides due to quantum wavepacket interference

著者 (2件)： Mizuno Yuta (Department of Basic Science, Graduate School of Arts and Sciences, The University of Tokyo, 3-8-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8902, Japan) ,  Hukushima Koji (Department of Basic Science, Graduate School of Arts and Sciences, The University of Tokyo, 3-8-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8902, Japan)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 149  号： 17  ページ： 174313-174313-6  発行年： 2018年 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気相におけるフェムト秒レーザパルスにより励起されたハロゲン化アルカリ分子の非断熱光解離動力学を理論的に調べ,光励起分子のポピュレーションが指数-1/2でべき乗則減衰を示すことを示した。これはフェムト秒分光法と単分子反応理論でしばしば仮定される。べき乗則減衰の機構を解明するために,波束分岐,回転,解離のような動的事象の発生パターンとして非断熱反応動力学の構造を可視化する図式法を開発した。この図式法を用いて,べき乗則減衰に対する解析式を導き,理論的減衰曲線を,フッ化リチウムの場合の波束動力学シミュレーションにより計算した対応する数値減衰曲線と比較した。本研究では,べき乗則減衰の原因は波束分岐と非断熱遷移による合体から生じる量子干渉であることを明らかにした。Copyright 2018 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *干渉 ,  計算機シミュレーション ,  ピュレー ,  *波束 ,  *光解離 ,  単分子反応 ,  気相 ,  *アルカリ金属ハロゲン化物 ,  反応速度論 ,  可視化 ,  光ポンピング
準シソーラス用語： 非断熱遷移 ,  動力学シミュレーション ,  減衰曲線 ,  フェムト秒レーザパルス ,  *べき乗則 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分子と光子の相互作用  (BH06120R)

タイトルに関連する用語 (8件)： 量子 ,  波束 ,  干渉 ,  アルカリハライド ,  光解離 ,  動力学 ,  べき乗則 ,  減衰