抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】原発性肝細胞癌(PLC)の診断における血清ケモカインCXCL13(CXCL13)とインターロイキン-31(IL-31)の価値を調査する。方法:2015年1月から2016年12月にかけて治療した70例のPLC患者と70例の同期健康診断者において、酵素結合免疫吸着法により血清CXCL13とIL-31を測定した。血清AFP(ALP)とアルカリ性ホスファターゼ(ALP)Iの血清中濃度を測定し,受信者の動作特性(ROC)曲線下面積を用いて,血清マーカーの診断の有効性を評価した。【結果】PLC患者における血清CXCL13とIL-31のレベルは,それぞれ(194.8±137.7)pg/mlと(24.8±96.9)pg/mlであった。健常者における血清CXCL13およびIL-31のレベルは,それぞれ(125.6±135.5)pg/ml,P<0.05および(25.2±95.7)pg/mlであった(P>0.05)。血清CXCL13レベル≧155.1pg/mlをカットポイントとして、その診断のPLCの感度、特異度と正確率はそれぞれ68.6%、100.0%と85.3%であり、血清AFPレベル≧200.5μg/Lをカットポイントとする。PLCの感度,特異性と正確率は,それぞれ58.6%,97.1%と85.6%であったが,血清IL-31とALP-Iの診断効率は低かった。結論:血清CXCL13の測定はPLCの診断に役立つかもしれないが、その臨床応用価値についてはさらに検証する必要がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】