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J-GLOBAL ID：201802290529923145   整理番号：18A1395314

脳内出血を呈する原発性中枢神経系リンパ腫【JST・京大機械翻訳】

Primary Central Nervous System Lymphoma Presenting as Growing Intracerebral Hemorrhage

著者 (6件)： Matsumoto Yoshiyasu (Department of Neurosurgery, Iwate Prefectural Chubu Hospital, Kitakami, Japan) ,  Kashimura Hiroshi (Department of Neurosurgery, Iwate Prefectural Chubu Hospital, Kitakami, Japan) ,  Aso Kenta (Department of Neurosurgery, Iwate Prefectural Chubu Hospital, Kitakami, Japan) ,  Saura Hiroaki (Department of Neurosurgery, Iwate Prefectural Chubu Hospital, Kitakami, Japan) ,  Osakabe Mitsumasa (Department of Diagnostic Molecular Pathology, School of Medicine, Iwate Medical University, Morioka, Japan) ,  Kurose Akira (Department of Pathology and Bioscience, Hirosaki Graduate School of Medicine, Hirosaki, Japan)
資料名： World Neurosurgery  (World Neurosurgery)
巻： 116  ページ： 155-158  発行年： 2018年 
JST資料番号： A1144A  ISSN： 1878-8750  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原発性中枢神経系(CNS)リンパ腫における出血はまれである。脳内出血を発症した原発性CNSリンパ腫の1例を経験した。80歳の男性が軽度の構音障害を呈した。コンピュータ断層撮影により,左前頭葉に周囲血管形成性浮腫を伴う円形の高密度腫瘤を示した。患者は亜急性皮質下出血の疑いで降圧療法を受けたが,神経症状は徐々に悪化した。2週間後のコンピュータ断層撮影は,高密度病変と周囲浮腫が以前の画像と比較して大きさが増加していることを明らかにした。患者は入院14日後に他の施設に転送された。磁気共鳴画像は,左前頭葉における異なる相の出血を含む腫瘤病変を示した。造影T1強調画像は,左前頭葉の不均一な増強を伴う腫瘤病変を示した。患者は出血性病変の総除去を伴う開頭術を受けた。組織病理学的診断はびまん性大細胞非ホジキンリンパ腫であり,免疫組織化学は血管内皮成長因子に対して高い免疫活性を示した。非常にまれではあるが,原発性中枢神経系リンパ腫は,反復腫瘍内出血による脳内出血の増加として存在する可能性がある。血管内皮成長因子の高発現と出血の質量効果は,脳内出血の発症と成長に関連している可能性がある。早期評価と慎重な観察は,このような症例における進行性,致命的状況を避けるために重要である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *出血 ,  非Hodgkinリンパ腫 ,  前頭葉 ,  画像 ,  患者 ,  *脳出血 ,  開頭術 ,  免疫組織化学 ,  男性 ,  NMRイメージング ,  *リンパ腫 ,  浮腫 ,  腫瘤 ,  コンピューター断層撮影 ,  大脳半球
準シソーラス用語： 計算機トモグラフィー ,  病巣 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 腫瘍内出血 ,  リンパ腫 ,  一次中枢神経系 ,  血管内皮増殖因子

分類 (2件)： 神経系の腫よう  (GN04000V) ,  血液の腫よう  (GK04000M)

タイトルに関連する用語 (2件)： 脳内出血 ,  原発性中枢神経系リンパ腫