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J-GLOBAL ID:201802290574896162   整理番号:18A1114336

ネオアジュバント化学療法で治療した乳癌患者における論争予測および予後マーカーとしてのKi-67【JST・京大機械翻訳】

Ki-67 as a controversial predictive and prognostic marker in breast cancer patients treated with neoadjuvant chemotherapy
著者 (15件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 20  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7477A  ISSN: 1746-1596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】研究は,部分的には,部分的応答者/非応答者群における予後因子としてのこのマーカーの重要性と同様に,ネオアジュバント設定における予測マーカーとしてのKi-67の臨床的妥当性を部分的に示した。【方法】2002年と2013年の間に,浸潤性乳癌と診断され,ネオアジュバント化学療法(NAC)で治療された120人の患者を,本研究に遡及的に募集した。治療に対する反応を識別するためのKi-67標識指数(LI)に対する最適カットオフ値を,受信者動作特性(ROC)曲線分析により評価した。Kaplan-Meier曲線推定,ログランク検定,およびCox回帰分析を実施し,Ki-67カテゴリーと生存(DMFS=Distant転移のない生存,OS=オーバーオール生存)の間の関連を明らかにした。【結果】120人の患者のうちの23人(19.2%)は,病理学的完全寛解(pCR)を達成したが,部分寛解(pPR)とネオアジュバント化学療法(NAC)への反応(pNR)は,それぞれ60.8%と20.0%で検出されなかった。サブタイプの分布は,病理学的反応群において有意差を示した(p<0.001)。TNBC症例の大部分は,pCR群で示された。pNR症例からpCRを区別するKi-67に対する最も関連したカットオフ値は20%(p=0.002)であった。DMFS(p=0.208)に関するKi-67の有意な閾値は見られなかった。OSを考慮すると,最適カットオフ点は15%Ki-67(p=0.006)で生じた。pPR群はOSに関して30%で有意なKi-67閾値を示した(p=0.001)。Ki-67とpPRサブグループは有意に関連しなかった(p=0.653)。予後予測のために,30%カットオフ値(p=0.040)でのKi-67,さらにサブタイプ(p=0.037)と病理学的反応(p=0.044)は,OSに関して良好で好ましくない予後コホートに患者を分離するのに適していた。しかし,多変量解析では,30%の閾値(p=0.029)でKi-67だけ,サブタイプ(p=0.008)はOSと独立して関連していた。【結論】NACは,少なくとも20%のKi-67LIを有する腫瘍においてより効率的である。Ki-67LIとサブタイプの両方は,病理学的反応と有意な関連を示した。Ki-67LIは,著者らのネオアジュバント患者コホートにおいてOSに対する独立予後可能性を表したが,病理学的反応はそうではなかった。さらに,著者らのデータは,腫瘍がNACに対して非応答性であるならば,増加したKi-67が予後の悪いマーカーであることを示唆する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの薬物療法 
引用文献 (27件):
  • CA Cancer J Clin; Breast cancer statistics, 2013; C DeSantis, J Ma, L Bryan, A Jemal; 64; 2014; 52-62; 10.3322/caac.21203; CR1;
  • Breast Cancer Res Treat; Ki-67: level of evidence and methodological considerations for its role in the clinical management of breast cancer: analytical and critical review; E Luporsi, F Andre, F Spyratos, PM Martin, J Jacquemier, F Penault-Llorca, N Tubiana-Mathieu, B Sigal-Zafrani, L Arnould, A Gompel; 132; 2012; 895-915; 10.1007/s10549-011-1837-z; CR2;
  • Breast Cancer; Clinical relevance of Ki67 gene expression analysis using formalin-fixed paraffin-embedded breast cancer specimens; S Yamamoto, M Ibusuki, Y Yamamoto, P Fu, S Fujiwara, K Murakami, H Iwase; 20; 2013; 262-70; 10.1007/s12282-012-0332-7; CR3;
  • Mol Clin Oncol; Prognostic significance of Ki-67 index value at the primary breast tumor in recurrent breast cancer; R Nishimura, T Osako, Y Nishiyama, R Tashima, M Nakano, M Fujisue, Y Toyozumi, N Arima; 2; 2014; 1062-8; CR4;
  • Breast; High Ki-67 score is indicative of a greater benefit from adjuvant chemotherapy when added to endocrine therapy in luminal-B HER2 negative and node-positive breast cancer; C Criscitiello, D Disalvatore, M Laurentiis, L Gelao, L Fumagalli, M Locatelli, V Bagnardi, N Rotmensz, A Esposito, I Minchella; 23; 2014; 69-75; 10.1016/j.breast.2013.11.007; CR5;
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