文献

J-GLOBAL ID：201802290598440635   整理番号：18A1739690

アデノウイルス媒介インターロイキン24の神経膠腫に対する作用とその作用機序【JST・京大機械翻訳】

Effect of adenovirus-mediated interleukin 24 on glioma cells and its mechanism

著者 (6件)： Zhang Xuejun (遵義医学院附属医院神経外科,貴州省遵義,563003) ,  Li Yi (遵義医学院附属医院神経外科,貴州省遵義,563003) ,  Xiao Shunwu (遵義医学院附属医院神経外科,貴州省遵義,563003) ,  Dai Yin (遵義医学院附属医院神経外科,貴州省遵義,563003) ,  Liu Shengyuan (遵義医学院附属医院神経外科,貴州省遵義,563003) ,  Zhang Junting (首都医科大学附属北京天壇医院神経外科)
資料名： Zhonghua Shenjing Waike Zazhi  (Zhonghua Shenjing Waike Zazhi)
巻： 34  号： 7  ページ： 741-745  発行年： 2018年 
JST資料番号： C2315A  ISSN： 1001-2346  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】神経膠腫細胞の増殖とアポトーシスに及ぼすアデノウイルス媒介インターロイキン24(Ad-IL-24)の効果とその機構を研究する。方法:Ad-IL-24遺伝子組換アデノウイルスを神経膠腫U251細胞に感染させ,Ad-IL-24群,Ad-緑色蛍光蛋白質(GFP)群,PBS群を設立し,リアルタイム蛍光定量PCR(qRT-PCR)を用いた。ウェスタンブロット法によりIL-24発現を測定し,MTTアッセイによりU251細胞の増殖活性を測定し,フローサイトメトリーによりU251細胞のアポトーシスを検出した。U251細胞におけるSurvinとBaxの発現を,qRT-PCRによって検出した。結果:(1)PBS群とAd-GFP群のU251細胞は接着成長状態が良好で,Ad-IL-24群の接着成長細胞数は顕著に減少し,Ad-IL-24群とAd-GFP群の感染効率は95%以上に達した。(2)qRT-PCRとウェスタンブロット法の結果,PBS群とAd-GFP群のIL-24発現は,Ad-IL-24群に比して有意に低かった(P<0.05)。(3)感染の数が100であったとき,Ad-IL-24はU251細胞を48時間感染させた後,U251細胞の成長を著しく抑制し,その抑制作用はPBS群とAd-GFP群より明らかに高い(P<0.05)。時間の経過とともに,時間依存的に減少した(P<0.05)。(4)Ad-IL-24感染の48時間後に,Ad-IL-24群のアポトーシス率は,Ad-IL-24群で(39.2±4.2)%であり,PBS群とAd-GFP群のそれらより有意に高かった(それぞれ,(2.5±1.0)%と(4。(P<0.05)。(5)Ad-IL-24群のSurvin発現はPBS群とAd-GFP群より明らかに低く(いずれもP<0.05)、Baxの発現はPBS群とAd-GFP群より顕著に高かった(いずれもP<0.05)。【結語】Ad-IL-24はU251細胞の増殖を阻害し,アポトーシスを誘導する。その作用機序はアポトーシス抑制遺伝子Survinの発現及びアポトーシス促進遺伝子Baxの発現の下方制御である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子 ,  緑色蛍光タンパク質 ,  *神経膠腫 ,  *インターロイキン ,  ウェスタンブロット法 ,  蛍光 ,  アポトーシス ,  感染 ,  ダウンレギュレーション ,  フローサイトメトリー ,  Baxタンパク質 ,  *アデノウイルス科 ,  時間依存性 ,  接着
準シソーラス用語： *インターロイキン24 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Glioma ,  Cell proliferation ,  Apoptosis ,  Interleukin-24 ,  Survivin ,  Bax

分類 (2件)： 神経系の腫よう  (GN04000V) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： アデノウイルス ,  インターロイキン24 ,  神経膠腫 ,  作用機序