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J-GLOBAL ID：201802290649049435   整理番号：18A0388475

薄い多層マイクロ波吸収体としての球状およびフレーク状カルボニル鉄粒子の構造的,磁気的およびマイクロ波特性【Powered by NICT】

The structural, magnetic and microwave properties of spherical and flake shaped carbonyl iron particles as thin multilayer microwave absorbers

著者 (4件)： Khani Omid (Department of Physics, Shahid Chamran University of Ahvaz, Ahvaz, Islamic Republic of Iran) ,  Shoushtari Morteza Zargar (Department of Physics, Shahid Chamran University of Ahvaz, Ahvaz, Islamic Republic of Iran) ,  Ackland Karl (School of Physics and CRANN, Trinity College, Dublin 2, Ireland) ,  Stamenov Plamen (School of Physics and CRANN, Trinity College, Dublin 2, Ireland)
資料名： Journal of Magnetism and Magnetic Materials  (Journal of Magnetism and Magnetic Materials)
巻： 428  ページ： 28-35  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0644A  ISSN： 0304-8853  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロ波透磁率の増加は,レーダ吸収体被覆の厚さを減少させるための前提条件である。本論文の目的は,多層構造の広帯域マイクロ波吸収体を作製するための市販のカルボニル鉄粒子の磁気損失を増加させることである。この目的のために,カルボニル鉄粒子は粉砕し,それらの静的および動的磁気特性は粉砕前後で調べた。球形から異なる形態学的変化フレーク状粒子は粉砕時間の増加と共に測定し,磁気特性の明確な変化はミリング時間の増加と共に測定しなかった。粉砕したカルボニル鉄粒子の透過性(μ”)の虚数部分は1.23から1.88に増加すると全周波数範囲1~18GHzで非常に広いピークを示した。実験結果はネオ定式化におけるRousselle有効媒質理論(EMT)を用いてモデル化した。理論的予測は実験結果と良い一致を示した。二層吸収体は,測定したマイクロ波パラメータと多層設計に従って設計した。結果は,厚さ1.75mmの薄い多層は全XおよびKu周波数帯の両方におけるマイクロ波を効果的に吸収できることを明らかにした。結果は優れた吸収特性をもつマイクロ波吸収体を大量生産であり,市販のカルボニル鉄粒子を用いたことを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： モデリング ,  多層構造 ,  *磁気 ,  *マイクロ波 ,  広帯域 ,  周波数帯 ,  透磁率 ,  磁損 ,  *フレーク ,  被覆 ,  周波数 ,  *多層 ,  *吸収体
準シソーラス用語： *鉄カルボニル化合物 ,  *マイクロ波吸収体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： カルボニル鉄 ,  フレーク状粒子 ,  マイクロ波吸収体 ,  調整された透過性

分類 (3件)： 金属薄膜  (BK14030T) ,  誘電体一般  (BM05010F) ,  金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 多層 ,  マイクロ波吸収体 ,  球状 ,  フレーク状 ,  カルボニル鉄 ,  磁気 ,  マイクロ波特性