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J-GLOBAL ID:201802290830827714   整理番号:18A1293688

先天性防御におけるD-アミノ酸代謝の新たな役割【JST・京大機械翻訳】

Emerging Role of D-Amino Acid Metabolism in the Innate Defense
著者 (2件):
資料名:
巻:ページ: 933  発行年: 2018年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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哺乳類自然および適応免疫系は,保存された細菌およびウイルス成分を検出するために,Toll様受容体のようなパターン認識受容体を使用する。細菌は多様なD-アミノ酸を合成するが,真核生物と古細菌は一般的に2つのD-アミノ酸を産生し,多くの細菌D-アミノ酸が細菌特異的代謝産物である可能性を高める。D-アミノ酸は既知のパターン認識受容体に結合すると同定されていないが,D-アミノ酸はほ乳類におけるフラビン酵素D-アミノ酸オキシダーゼ(DAO)を含むいくつかの他の受容体及び酵素によりエナンチオ選択的に認識される。好中球と腸粘膜の宿主-微生物界面において,DAOはD-アラニンのような細菌D-アミノ酸の酸化を触媒し,抗微生物活性に関連するH2O2を生成する。腸DAOは宿主栄養に依存するいくつかの細菌に対する増殖の調節を通して微生物相の組成も改変する。さらに,哺乳類におけるD-アミノ酸の調節と認識は,様々な宿主-微生物界面において付加的な意味を持っている。D-フェニルアラニンとD-トリプトファンはG-結合蛋白質受容体を介して好中球の走化性を調節し,D-セリンは尿路において静菌的役割を有し,D-フェニルアラニンとD-ロイシンは上気道における甘味受容体を介して自然免疫を阻害し,D-トリプトファンは下部気道における免疫寛容を調節する。このミニレビューは,D-アミノ酸が細菌のコロニー形成と宿主防御を調節するために宿主-微生物界面におけるインター-キアコミュニケーションとして利用されるという仮説を支持する最近の証拠を強調する。Copyright 2018 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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酵素生理  ,  酵素一般  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
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