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J-GLOBAL ID:201802290881820116   整理番号:18A0387030

細孔構造と有機物に富む頁岩のフラクタル特性:中国,四川盆地南西部の下部シルル紀龍馬渓頁岩の事例研究【Powered by NICT】

Pore structure and fractal characteristics of organic-rich shales: A case study of the lower Silurian Longmaxi shales in the Sichuan Basin, SW China
著者 (12件):
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巻: 80  ページ: 192-202  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0643C  ISSN: 0264-8172  CODEN: MPEGD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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四川盆地の前期シルル紀Longmaxiフォーメーションから頁岩は中国で最も重要なシェールガス貯留層の1つであり,それらの大きなシェールガス可能性のために研究した。頁岩の細孔構造とフラクタル特性を理解するために,一連の実験を行い,中国の四川盆地,X線回折(XRD),全有機炭素(TOC)含有量とビトリナイト反射率(Ro)分析,電界放出環境制御型走査電子顕微鏡(FE ESEM)観察,および低圧N_2吸着-脱着実験を含むにおける前期シルル紀Longmaxiフォーメーションからのコア試料について検討した。Frenkel-Halsey-Hill(FHH)法は,フラクタル次元を計算した。さらに,細孔生成,組成及び熱熟成度との関係,細孔構造パラメータ,フラクタル次元を検討した。FE ESEM観察結果はLongmaxiフォーメーションシェールは有機物(OM)細孔と共に粒子間(interP)細孔,粒子内(intraP)細孔と破壊細孔により支配されていることを示した。本研究では,それぞれD_1とD_2として0 0.45と0.45 1の相対圧力でフラクタル次元を同定した。D_1は2.60~2.71の範囲であり,D_2は2.71~2.82の範囲であった。D_1はD_2より典型的に小さく,頁岩中の小さい細孔はより大きなものよりも均一であることを示した。これらOM細孔の形成は熱熟成中のケロジェン変形,大きな数のナノ細孔をもたらすによる。Longmaxiフォーメーションシェールの細孔構造は主にTOC含有量と熱熟成度により制御される。D_1とD_2と正の相関を示したとしてTOC含有量はフラクタル次元に支配的因子である。両者は表面積の増加と平均細孔径の減少と共に増加としてD_1とD_2は細孔構造パラメータとよく相関するためにフラクタル次元はLongmaxiフォーメーションシェールの複雑性細孔構造の特性化に有用である。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
分類
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石油・ガス鉱床 

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