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J-GLOBAL ID:201802290893776410   整理番号:18A0843878

Dacomitinibに対する後天性抵抗性の機序としてのEGFR T790MおよびC797S変異【JST・京大機械翻訳】

EGFR T790M and C797S Mutations as Mechanisms of Acquired Resistance to Dacomitinib
著者 (11件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 727-731  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3145A  ISSN: 1556-0864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Dacomitinibは,最近のArcher 1050試験においてEGFR変異肺癌患者における無進行生存に関してゲフィチニブより優れていた。しかしながら,著しい初期反応にもかかわらず,肺癌はこれらの阻害剤に対する耐性を最終的に獲得する。本研究は,in vitroでのダコミチニブに対する獲得抵抗性の機構を解明することを目的とした。Dacomitinib耐性クローンを,N-エチル-N-ニトロソウレア(ENU)変異誘発またはENUなしのダコミチニブ濃度増加への慢性曝露により,ダコミチニブの固定濃度への曝露により確立した。EGFR二次突然変異をSangerシークエンシングによって分析した。各クローンにおける耐性までの時間を変異状態に従って比較した。EGFR del19,L858RおよびG719A変異を,レトロウイルスベクターを用いてBa/F3細胞に導入した。ENUなしでのダコミチニブへの慢性曝露は,Del19を発現するBa/F3細胞においてT790Mを誘導した。ENU変異誘発により,171のダコミチニブ耐性クローンが得られた。これらのクローンの中で,90%はT790Mを獲得した。しかしながら,C797SはL858R-変異体クローンの11%(35のうちの4つ)とG719A-突然変異体クローンの24%(38のうちの12)において低用量のダコミチニブを用いて確立された。耐性までの時間は,L858Rクローン(p=0.93)とG719Aクローン(p=0.86)の両方でT790MとC797S変異体クローンの間で有意差はなかった。T790Mを獲得したDel19を発現する細胞は,オステリチニブに感受性であったが,L858RプラスC797S変異を有する細胞は,ゲフィチニブまたはエルロチニブに感受性であった。これらin vitroデータは,ダコミチニブがT790MまたはC797S二次変異を直接誘導することを示す。著者らのデータは,EGFR阻害剤の適切な選択が肺癌のサブセットにおけるダコミチニブへの獲得耐性を克服できるので,これらの二次突然変異を分析することの重要性を示唆する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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呼吸器の腫よう  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
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