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J-GLOBAL ID:201802291047072164   整理番号:18A0575624

in vitroイコチニブの代謝経路:潜在的な薬物動態学的薬物間相互作用に対するCYP3A4、CYP3A5,およびCYP1A2の異なる役割【Powered by NICT】

Metabolic Pathway of Icotinib In Vitro: The Differential Roles of CYP3A4, CYP3A5, and CYP1A2 on Potential Pharmacokinetic Drug-Drug Interaction
著者 (10件):
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巻: 107  号:ページ: 979-983  発行年: 2018年 
JST資料番号: C0260B  ISSN: 0022-3549  CODEN: JPMSAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イコチニブは肺非小細胞癌の標的治療のための中国における最初の自己開発した小分子薬剤である。今日まで,イコチニブの薬物動力学的薬物-薬物相互作用の系統的研究は限定的であった。ヒト肝ミクロソームで生成した代謝物を同定し,主要代謝産物の形成における主要なチトクロームP450(CYPs)の寄与を明らかにすることにより,本研究の目的は,臨床における薬物動力学および薬理学的可変性の下にある機構を理解することであった。液体chromatography/UV/high分解能質量分析計法はイコチニブの代謝産物を特性化するために開発した。主要代謝産物6種の形成はイコチニブ代謝に関与するCYPを同定するための特異的阻害剤による組換えCYPアイソザイムとヒト肝臓ミクロソームで調べた。in vitroで観察される代謝経路はヒトで観察されたものと一致した。結果は,代謝産物は主にCYP3A4(77%~87%)により触媒され,CYP3A5(5%~15%)およびCYP1A2(3.7%~7.5%)から中程度の寄与であることを示した。CYP2C8,2C19および2D6の寄与はわずかである。我々の観察に基づいて,臨床における薬物-薬物相互作用リスクを最小化するために,強いCYP3A阻害剤または誘導剤でイコチニブの治療薬同時処方は考慮されなければならない。喫煙集団における高誘導酵素,CYP1A2もイコチニブの薬物動力学および薬理学的変動,特に喫煙歴のある肺癌患者の決定因子である可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生物薬剤学(基礎) 

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