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J-GLOBAL ID:201802291059673555   整理番号:18A1506716

アルカリ好気性リグニン酸化の再検討【JST・京大機械翻訳】

Revisiting alkaline aerobic lignin oxidation
著者 (11件):
資料名:
巻: 20  号: 16  ページ: 3828-3844  発行年: 2018年 
JST資料番号: W2066A  ISSN: 1463-9262  CODEN: GRCHFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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再生可能な化学物質へのリグニン変換は,リグノセルロース系バイオリファイナリーの経済的実行可能性を改善するための有望な手段である。リグニンのアルカリ性好気性酸化はバニリンやシリンガアルデヒドのような芳香族化合物の生産に長く使われてきたが,このアプローチは主にクラフトリグニンやリグノスルホン酸のような縮合基質に焦点を当てている。逆に,新しいリグノセルロースバイオリファイナリースキームは,より多くの天然の反応性リグニンの生産を可能にする。ここでは,反応条件と触媒選択が生成物収率と分布に及ぼす影響を理解するために,高反応性リグニン基質のアルカリ性好気性酸化を再検討した。天然ポプラリグニンの酸化を,温度,NaOH負荷,反応時間,および酸素分圧の関数として研究した。バニリン及びシリンガアルデヒドの他に,他の酸化生成物はアセトシリンゴン及びバニリン酸,シリンガ酸及びp-ヒドロキシ安息香酸を含む。バニリンとシリンガアルデヒドとの反応は,これらの化合物がアルカリ性好気性酸化の際にさらに非芳香族カルボン酸に酸化され,シリンガアルデヒドがバニリンよりも実質的に反応性が高いことを示した。リグニンからのフェノール化合物の生産は,生成物が急速に分解するので,高いNaOH負荷と温度によって有利になるが,短い反応時間は,酸素の存在によってさらに悪化する。最適条件下で,30wt%のフェノール性単量体収率がポプラリグニンから得られた。触媒の範囲を試験して,CuSO_4とLaMn_0.8Cu_0.2O_3のようなCu含有触媒が生成物形成を加速することを示した。特に,触媒は最大収率を増加させなかったが,高い生成物収率が得られる操作窓を拡大した。また,著しく化学修飾された他の天然および単離リグニン基質がフェノール化合物に効率的に変換されることも示した。最後に,天然リグニンのアルカリ性好気性酸化をニトロベンゼン酸化及び還元触媒分画と比較し,これらの方法はリグニン解重合のための適切なベンチマークを構成した。ニトロベンゼン酸化はいくらか高い収率を達成したが,類似の単量体収率はRCFとアルカリ性好気性酸化により得られ,特に高いグアイアシル及び/又はp-ヒドロキシフェニル含有量のリグニンに対してシリンギル単位は酸化中に不安定であった。全体として,本研究は,天然様リグニン基質上で再訪問された好気性リグニン酸化の可能性を強調した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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木材化学 
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