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J-GLOBAL ID:201802291133457988   整理番号:18A0376187

飼育下におけるトミヨの営巣水深と支柱植物の選択性

Selectivity of Water Depth and Aquatic Plants for Nesting of Ninespine Stickleback in Captivity
著者 (6件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: IV_7-IV_8(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: S0345A  ISSN: 1882-2789  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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トゲウオ目トゲウオ科のトミヨは,秋田県雄物川水系の湧水域を中心に生息し,5月ごろにピークを迎える繁殖期に,雄が水生植物の茎等を支柱として,植物繊維と腎臓から出した粘液をからめて巣をつくる。千屋扇状地では,多くの湧水が灌漑利用され,5月上旬または10月に湧泉や水路の泥上げ,水生植物除去等の維持管理が行われる。こうした維持管理は,トミヨの生息に影響していると考えられ,著者らは維持管理における配慮の方法や維持管理と生息の関連性を調査している。維持管理がもたらす影響は複雑で,長期的には維持管理の継続が望ましいと考えられる。重要なことは,維持管理における配慮の在り方で,そのために営巣時の水深や支柱に利用する水生植物の選択性を明らかにする必要がある。本研究では,トミヨの営巣水深と支柱植物について,水槽実験を行った。実験結果から,水深の大きいことが営巣を促したと推察された。維持管理に伴う直接的な影響を緩和するには,大きな水深を確保するとともに,周辺に適当な水生植物を残して,再営巣の可能性を高めることが考えられた。
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分類 (2件):
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魚類  ,  河川工事 
引用文献 (13件):
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