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J-GLOBAL ID:201802291143724241   整理番号:18A0342568

同期回転水惑星の大気の循環パターンと昼夜熱輸送:惑星回転速度への依存性【Powered by NICT】

The circulation pattern and day-night heat transport in the atmosphere of a synchronously rotating aquaplanet: Dependence on planetary rotation rate
著者 (13件):
資料名:
巻: 282  ページ: 1-18  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0552B  ISSN: 0019-1035  CODEN: ICEXA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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同期回転水惑星上に実現した大気状態の可能な多様性を調べるために,遊星回転速度の影響を研究する実験は,単純化された水文学的および放射過程を持つ大気大循環モデル(GCM)を用いて行った。全惑星表面は,沼海洋で覆われている。惑星回転速度の値は零から地球まで変化させ,一方,惑星半径,大気乾燥成分の平均分子量と全質量,と太陽定数のような他のパラメータは現在の地球値に設定した。統合結果は,大気は統計的に平衡状態に達することが分かった。計算例のいずれも暴走温室状態を例示しなかった。得られた循環パターンは四種類の型:昼夜熱的直接循環が支配的なI型,赤道上の子午線方向に広い偏西風ジェット上の帯状波数1共鳴ロスビー波による特性化II型,長い時間スケールの南北非対称変動によって特性化III型,および対中緯度偏西風ジェットのIV型に分類される。惑星回転速度の増加に伴い,循環はI型からII型,III型に徐々にかつ円滑が,IV型にIII型からの変化は突然で,かつ不連続。惑星回転速度の有限範囲で,両タイプIIIとIVは統計的に定常状態として出現し,多重平衡を構成する。循環の大きな変化にもかかわらず,夜側と昼側からの正味エネルギー輸送は惑星回転速度に対してほとんど無反応であったが,乾燥静的エネルギーと潜熱エネルギーへの分配は変化を輸送する。この顕著な非感受性の理由は,昼側の大面積上の外向き長波放射は湿潤大気の放射限界により制約されていることである,入射太陽放射と放射限界間の差として決定される,夜側への輸送を大きく変えることはできなかった。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気候学,気候変動  ,  水文学一般  ,  大気大循環,熱帯気象 

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