文献

J-GLOBAL ID：201802291168966603   整理番号：18A1108583

南アフリカの小規模作物生産システムにおける気候リスク低減のための統合土壌肥沃度管理シーケンス【JST・京大機械翻訳】

Integrated soil fertility management sequences for reducing climate risk in smallholder crop production systems in southern Africa

著者 (4件)： Nezomba Hatirarami (Soil Fertility Consortium for Southern Africa (SOFECSA), Department of Soil Science and Agricultural Engineering, University of Zimbabwe, P.O. Box MP167, Mount Pleasant, Harare, Zimbabwe) ,  Mtambanengwe Florence (Soil Fertility Consortium for Southern Africa (SOFECSA), Department of Soil Science and Agricultural Engineering, University of Zimbabwe, P.O. Box MP167, Mount Pleasant, Harare, Zimbabwe) ,  Rurinda Jairos (International Plant Nutrition Institute (IPNI) - Africa, c/o IFDC - East & Southern Africa Division ICIPE Compound, Duduville - Kasarani, Thika Road, Box 30772-00100, Nairobi, Kenya) ,  Mapfumo Paul (Soil Fertility Consortium for Southern Africa (SOFECSA), Department of Soil Science and Agricultural Engineering, University of Zimbabwe, P.O. Box MP167, Mount Pleasant, Harare, Zimbabwe)
資料名： Field Crops Research  (Field Crops Research)
巻： 224  ページ： 102-114  発行年： 2018年 
JST資料番号： W1910A  ISSN： 0378-4290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動,気候変動性の増加,および土壌肥沃度の低下は,アフリカ南部の小規模農家における作付けに対する主要な生物物理的制約である。著者らは,低品質有機資源,窒素固定緑肥および穀物マメ科植物の統合土壌肥沃度管理(ISFM)回転配列に対するトウモロコシ収量応答を評価するために,農業生産システムsIMulator(APSIM)を使用し,そして,ベースライン(1960~2005)および予測(2040~2069)気候下で無機質肥料を用いた。また,APSIMを用いて,変化する気候の組合せ下でのISFM配列に対するトウモロコシ収量の応答を評価し,典型的な播種日とミネラル肥料施用率を変化させた資源内の小規模な家庭に対して評価した。ISFMシーケンスは,’Fertilizer-開始’(サンハサ(Crotalaria junea(L.)ベースの配列),’Litter-スタート’(森林地帯ベースの配列),および’Soya-スタート’と’Manure-スタート’(ウシ糞尿ベースのシーケンス)であった。シミュレーションしたトウモロコシ穀物収量を用いて,トウモロコシ生産性の農業的および経済的リスクを分析した。農業リスクは,年間家庭カロリー(エネルギー)要件を満たすためにトウモロコシ穀物収量の充足に基づいて評価されたが,経済リスクは総縁を用いて評価された。モデル評価のために,シミュレートされたトウモロコシ収量は圃場試験から測定されたそれらと良く比較された(RMSE=0.11-0.55;R2=0.55-0.93)。ベースライン気候下では,「Soya-スタート」は,45年のうちの1つ(2.2%)だけが,6人の家族に対して家庭の食品自給を満たすために必要とされる4872,750kcalの最小許容限界より低いカロリーを持っていた。逆に,連続施肥トウモロコシと「Litter-スタート」は,45年の3つ(6.7%)と4つ(8.9%)の施肥処理の間で最も危険な選択であり,閾値以下のカロリーをもたらした。処理を通して,2.3tha(-1)を超えるトウモロコシ穀粒収量を有する年の数は,将来の気候と比較してベースライン下で高かった。しかし,「Soya-スタート」と「Manure-スタート」は,将来の気候の下で一貫して最小の危険な選択肢であった。また,牛糞尿ベースのシーケンスは,ベースラインと将来の気候の両方で最低の経済リスクを持っていた。ベースライン気候下での45年の期間にわたって,’Soya-スタート’は,’Litter-スタート’および連続施肥トウモロコシに対して,それぞれ6および9と比較して,負の総マージンを有する2年しかなかった。類似の傾向が将来の気候下で観察された。全体として,農業リスクは,資源制約(RG3)対応物と比較して,資源投入(RG1)農民に対する播種日と無機肥料施肥率の下で最低であった。農業リスクはRCP4.5と比較して代表的濃度経路(RCP)8.5下で高く,RG1,資源中間体(RG2)及びRG3管理に対してそれぞれ6,4及び6%の平均増加を示した。典型的な農民管理実施の下では,家畜糞尿ベースの配列は,連続施肥トウモロコシより低い農業リスクを与えた。農民管理シナリオの下での経済リスクは,農業リスクに対して観察された傾向を非常に反映していた。著者らは,有機資源,窒素固定緑肥および穀物マメ科植物,およびミネラル肥料の配列化ISFM組合せが,アフリカ南部および類似の農業生態系における小規模な降雨作物生産システムにおける気候リスクを減少させると結論する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 予測 ,  穀類 ,  農民 ,  *肥沃度 ,  気候変動 ,  家畜糞尿 ,  *気候 ,  輪作 ,  無機質 ,  品質 ,  農業 ,  施肥 ,  *小規模 ,  マメ科 ,  降雨

著者キーワード (5件)： APSIM ,  気候リスク管理 ,  家庭の食料自給自足 ,  農民資源のendow ,  トウモロコシ-マメ科輪作システム

分類 (2件)： トウモロコシ  (FC03034D) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (8件)： 南アフリカ ,  小規模 ,  作物生産 ,  気候 ,  リスク低減 ,  統合 ,  土壌肥沃度 ,  シーケンス