文献

J-GLOBAL ID：201802291171756208   整理番号：18A0686256

【目的】マウスにおけるCCl4誘発急性肝障害に及ぼすベツリン酸の保護作用と機構を研究する。【JST・京大機械翻訳】

The Protective Effect of Betulinicd Acid Alleviates CCl4-Induced Acute Liver Injury in Mice and Its Related Mechanism

著者 (2件)： Xu Lixin (南通市第三人民医院肝病科,江蘇 南通,226000) ,  Yan Lijun (南通市第三人民医院肝病科,江蘇 南通 226000;南京医科大学第一臨床医学院,江蘇 南京 226000)
資料名： Nanjing Zhongyiyao Daxue Xuebao  (Nanjing Zhongyiyao Daxue Xuebao)
巻： 33  号： 6  ページ： 618-622  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2962A  ISSN： 1672-0482  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:四塩化炭素(CCl4)によって誘発されたマウス肝障害に対するベツリン酸(Betulinic acid)の保護作用及びその関連メカニズムを研究する。【方法】50匹のICRマウスをランダムに5つの群に分割した。ブランク対照群、CCl4群、CCl4+シリマリン群(200mg/kg)、CCl4+ベツリン酸低用量群(20mg/kg)、CCl4+ベツリン酸高用量群(40mg/kg)。ブランク対照群とCCl4群には、同量の蒸留水を与えた以外、その他の各群には毎日1日1回の投与量の薬物を投与し、7日目に投与した。最終投与の2時間後に,0.1%のCCl4植物油溶液(10mL/kg)を腹腔内投与し,対照群のラットには,18時間後に血液と肝臓を採取した。各群のマウス肝臓をHE染色し、血清マロンジアルデヒド(MDA)、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、インターロイキン(IL-6、IL-1β)と腫瘍壊死因子(TNF-α)のレベルを測定した。ウェスタンブロット法により,肝臓組織におけるp-NF-κB,NF-κB,p-IκBα,IκBα,Nrf-2およびHO-1蛋白質の発現を検出した。結果:ベツリン酸(20、40mg/kg)はCCl4誘導の肝臓損傷マウスの血清MDA、IL-6、IL-1βとTNF-α含有量を低下させ(P<0.01)、SOD含有量を上昇させた(P<0.01)。それは,マウス肝臓組織の病理学的変化を著しく改善することができた。肝臓におけるp-NF-κBとp-IκBα蛋白質の発現は有意に減少し(P<0.01),肝臓におけるNrf-2とHO-1蛋白質の発現は増加した(P<0.05-0.01)。結論:ベツリン酸はCCl4により誘導されたマウス肝障害に対して保護作用があり、この効果はNrf-2/HO-1/NF-κBシグナル伝達経路と関連している可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： NFκB ,  病理学 ,  TNFα ,  血清 ,  スーパーオキシドジスムターゼ ,  *肝障害 ,  *保護作用 ,  インターロイキン ,  腹腔内投与 ,  投与 ,  ウェスタンブロット法 ,  脂肪族アルデヒド ,  五環トリテルペン
準シソーラス用語： 肝臓損傷 ,  ヘムオキシゲナーゼ1 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： betulinic acid ,  liver injury ,  Nrf-2/HO-1/NF-κB

分類 (2件)： 消化器作用薬の基礎研究  (GW09010Q) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (2件)： マロンジアルデヒド ,  ベツリン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： マウス ,  CCL4 ,  誘発 ,  急性肝障害 ,  ベツリン酸 ,  保護作用 ,  研究