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J-GLOBAL ID:201802291319916022   整理番号:18A0786129

Streptococcus pneumoniaeにおけるきょう膜多糖類遺伝子座の発現を負に調節し細菌病原性を低下させる必須応答調節因子であるCOME【JST・京大機械翻訳】

ComE, an Essential Response Regulator, Negatively Regulates the Expression of the Capsular Polysaccharide Locus and Attenuates the Bacterial Virulence in Streptococcus pneumoniae
著者 (6件):
資料名:
巻:ページ: 277  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Streptococcus pneumoniaeのカプセル多糖類(CPS)は,効果的なコロニー形成および侵襲性疾患に必要な主要な病原性因子である。転写レベルでのCPS産生を調節する能力は異なる宿主ニッチにおけるS.pneumoniaeの生存に重要であるが,cps遺伝子座の転写調節因子についてはほとんど知られていない。本研究において,DNA親和性クロマトグラフィー-プルダウン,MALDI-TOF質量分析(MS)及び電気泳動移動度シフト分析(EMSA)によるcps遺伝子座の転写調節因子として,S.pneumoniaeの形質転換におけるマスター能力スイッチである応答調節因子ComEを分離し同定した。これらの結果は,ComE(ComE~D58E)のリン酸化模倣体がin vitroでcps遺伝子座に特異的に結合し,リン酸化ComEがin vivoでのcps遺伝子座転写と肺炎球菌毒性を減弱するCPS産生の両方に負に影響することを示した。D39-WT株と比較して,D39ΔcomE変異体は,Balb/cマウスの肺炎および菌血症モデルの両方において,より厚いカプセルを示し,鼻咽頭コロニー形成を減弱させ,病原性を増強した。さらに,CSP-ComD/E能力システムがD39における形質転換の進行中にCPS生産を負に調節することに関与することを示した。著者らのCSP1誘導実験の結果,D39-WT株におけるComEの発現はCSP1誘導10分後に120%増加したが,D39-WT株におけるCPS産生はCSP1誘導15分後に67.1%減少した。しかし,D39ΔcomE変異体におけるCPS産生は誘導の全段階でほとんど一定であった。さらに,細胞外グルコース濃度がin vitroでのComEの発現とD39のCPS産生の両方に影響することを見出した。まとめると,cps遺伝子座の転写調節因子としてのComEはcps遺伝子座の転写調節とカプセル生産レベルにおいて重要な役割を果たすことを初めて報告する。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
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微生物感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  微生物生理一般  ,  遺伝子発現 

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