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J-GLOBAL ID:201802291320203165   整理番号:18A0681982

60歳以上の結腸直腸癌患者における術後譫妄の危険因子と臨床転帰【JST・京大機械翻訳】

Risk factors and outcomes of postoperative delirium in colorectal cancer patients over 60 years
著者 (3件):
資料名:
巻: 20  号: 11  ページ: 1263-1268  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2796A  ISSN: 1671-0274  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:60歳以上の結腸直腸癌患者における術後譫妄の発生率、ハイリスク因子及び臨床結果を検討する。方法:2013年6月から2016年6月までの深セン市第二人民病院で連続的に受け入れた382例の60歳以上の結腸直腸癌手術患者に対して、意識ファジィ評価尺度を用いて術後の譫妄をスクリーニングし、毎日1回評価し、7日間持続した。術後譫妄と非譫妄患者との合併症発生率、術後入院時間と術後30日死亡率を比較した。術後の譫妄の危険因子を,ロジスティック回帰モデルによって分析した。結果:結腸直腸癌患者382例中,男性230例,女性152例,平均年齢67歳(60~92歳)であった。結腸直腸癌は213例、直腸癌は169例であった。術後の46例(12.0%)は譫妄が出現し、その中の78.3%(36/46)は術後3日以内に現れた。譫妄患者における術後合併症の発生率は,対照群よりも有意に高かった[30.4%(14/46)対17.3%(58/336),P=0.032],死亡率[6.5%(3/46)対1.8%(6/336),P=0.047]。術後の入院期間は延長した(中央値:14 d対9 d,P=0.008)。単変量分析の結果、高齢、男性、合併症が多く、手術のリスクが比較的大きく、術前のアルブミンが比較的低く、精神病歴があり、脳血管の病歴、飲酒、周術期の輸血、術後のICU入室後の譫妄のリスクが増加した(すべてP<0.05)。多変量解析は,以下を示した。高齢者(OR=1.06,95%CI:1.01~1.13),精神病歴(OR=10.89,95%CI:2.73~41.59),および周術期輸血(OR=2.37,95%CI:1.11~7.32)は,術後譫妄の独立危険因子であった。結論:術後の譫妄は結腸直腸癌の手術後によく見られ、しかも術後の譫妄は比較的高い合併症の発生率と死亡率がある。譫妄の術前リスク評価と術後スクリーニングツールを臨床ルーチンに組み入れる必要がある。高齢、過去に精神病歴があり、周術期の輸血を受けるなどの術後の譫妄ハイリスク患者に対して、積極的な総合的な介入措置を行うべきである。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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消化器の腫よう 
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