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J-GLOBAL ID:201802291331845880   整理番号:18A1381730

視床下部におけるニコチン性コリン作動系はストレス応答時の視床下部神経ペプチドの活性を調節する【JST・京大機械翻訳】

Nicotinic Cholinergic System in the Hypothalamus Modulates the Activity of the Hypothalamic Neuropeptides During the Stress Response
著者 (2件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 371-387  発行年: 2018年 
JST資料番号: W3605A  ISSN: 1570-159X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 不明 (ARE)  言語: 英語 (EN)
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背景:視床下部は高レベルのコリン作動性ニューロンと軸索末端を有する。コリン作動性神経伝達において重要な役割を果たすニコチン性アセチルコリン受容体は視床下部に豊富に発現する。蓄積する証拠は,ストレス応答の調節におけるニコチンの調節的役割を明らかにする。本レビューでは,視床下部神経ペプチドとニコチン性コリン作動系との相互作用について議論する。離散視床下核におけるコリン作動性ニューロン,軸索末端及びニコチン受容体の解剖学的分布について述べた。視床下部レベルでの視床下部-下垂体副腎(HPA)軸調節に及ぼすニコチン性コリン作動性神経伝達とニコチン曝露の影響を,関与する異なる神経ペプチドの観点から分析する。【方法】視床下部レベルにおけるHPA軸活性のニコチン性コリン作動性調節に関連する公表された研究をレビューする。結果:ニコチンコリン作動系はHPA軸活性の主要な調節因子の1つである。ニコチン性アセチルコリン受容体による視床下部神経ペプチドの調節を支持する実質的証拠がある。しかしながら,視床下部神経ペプチドのニコチン調節を示す研究のほとんどはニコチンの全身投与を用いている。加えて,視床下部における神経ペプチド合成ニューロン上のニコチン受容体分布とこれらニューロンにおいて誘発される生理学的応答についてはほとんど知られていない。結論:HPA軸と視床下部神経ペプチドの機能障害は,うつ病,不安障害と肥満のような病理をもたらし,それは一般的で有意な健康問題である。視床下部神経ペプチドのニコチン調節のより良い理解は,薬物開発を助け,これらの疾患に対処する手段を提供する。ニコチンが乱用された物質であることを考慮すると,HPA軸に対するニコチン性コリン作動系の役割のより良い理解は,禁煙のための改善された治療戦略の開発に役立つであろう。Copyright 2018 Bentham Science Publishers All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の受容体  ,  中枢神経系 

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