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J-GLOBAL ID：201802291359266650   整理番号：18A1428904

概日振動子集団の遺伝的破壊による学習と記憶の調節【JST・京大機械翻訳】

Modulation of learning and memory by the genetic disruption of circadian oscillator populations

著者 (2件)： Snider Kaitlin H. (Department of Neuroscience, Ohio State University, 333 W 10th Ave, Columbus, OH, USA) ,  Obrietan Karl (Department of Neuroscience, Ohio State University, 333 W 10th Ave, Columbus, OH, USA)
資料名： Physiology & Behavior  (Physiology & Behavior)
巻： 194  ページ： 387-393  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0800B  ISSN： 0031-9384  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 豊富な文献は,学習と記憶の効率が概日時間を通して変化することを報告しているが,その文献の詳細な調査は,ピーク認知性能が生じるとき,日(TOD)の時間における広範囲の不均一性を明らかにする。さらに,げっ歯類におけるほとんどの以前の実験は,メモリプロセス(例えば,作業メモリ,メモリ獲得,または検索)がTODによって変調されるという識別の問題に焦点を合わせていない。ここでは,WT(C57Bl/6J)マウスにおいて,作業記憶(数分から数分まで),中間期記憶(30分の遅延),長期記憶の獲得と検索(2日の遅延)を含む海馬依存記憶の概日変調を調査するために,文脈恐怖条件付けと自発的交替の分析を用いた。さらに,記憶の変調に対する概日タイミング機構の相対的寄与を試験するために,時計タイミング機構を欠くマウスにおいて並列セットの研究を行った。これらのトランスジェニックマウスは,全体的に(Bmal1ヌル)または局所的に(興奮性前脳ニューロン,例えば皮質および海馬ニューロンにおいてBmal1を欠く)のいずれかに必須の概日遺伝子Bmal1を欠いていた。ここでは,WTマウスにおいて,検索(作業記憶,中間用語記憶,長期記憶の獲得)がTODにより調節されることを示した。しかしながら,Bmal1を欠くトランスジェニックマウスモデルは,全体的に,前脳興奮性ニューロンにおいてのみ,テストされた記憶過程にかかわらず,欠損を示す(検索の概日変調が欠如している)。これらの結果は,海馬依存性記憶に及ぼすTODの影響に関する新しい明確さを提供し,認知の概日ゲーティングにおける海馬と皮質の概日振動の重要な役割を支持する。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *学習 ,  ニューロン ,  前脳 ,  海馬 ,  遺伝子 ,  日周期 ,  トランスジェニックマウス ,  記憶装置 ,  興奮 ,  皮質 ,  *遺伝 ,  齧歯類
準シソーラス用語： ゲーティング ,  長期記憶 ,  細胞分裂間期 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： BMAL1 ,  海馬 ,  学習 ,  記憶 ,  概日リズム

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  動物生理一般  (EJ02010E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 振動子 ,  集団 ,  破壊 ,  学習 ,  調節