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J-GLOBAL ID：201802291406249883   整理番号：18A1360442

災害リスクに対する社会経済的脆弱性:スリランカの農村地域における洪水と干ばつの影響の事例研究【JST・京大機械翻訳】

Socioeconomic Vulnerability to Disaster Risk: A Case Study of Flood and Drought Impact in a Rural Sri Lankan Community

著者 (2件)： De Silva M.M.G.T. (Department of Civil Engineering, The University of Tokyo, 7 Chome-3-1 Hongo, Bunkyo, Tokyo 113-8654, Japan) ,  Kawasaki Akiyuki (Department of Civil Engineering, The University of Tokyo, 7 Chome-3-1 Hongo, Bunkyo, Tokyo 113-8654, Japan)
資料名： Ecological Economics  (Ecological Economics)
巻： 152  ページ： 131-140  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0911A  ISSN： 0921-8009  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気候変動は地球規模の現象であるが,その負の影響は,自然資源への高い依存性と気候変動性と極値に対する制限された対処能力のために,悪い国でより厳しく感じられている。しかし,貧困,気候変動性および水関連災害の間の関係の調査は複雑である。本論文は,災害リスク,貧困,および家庭とコミュニティの関連脆弱性の間の関係を調査した。本論文が基礎となる事例研究は,災害を起こしやすい発展途上国であるスリランカにおいて実施された。スリランカ州北部中央部で行われた家庭調査から収集されたデータを,クロス集計と回帰分析技術を用いて調べた。著者らの研究は,洪水と干ばつを一緒に考慮し,地域レベルでの社会経済的グループへの経済的影響を比較するので,新しいものである。著者らの知見は,家庭が彼らの生活のための自然資源に大きく依存していることを示し,低所得の人々は,高所得の家庭よりも洪水と干ばつからの大きな損失を受けていることを示している。一方,洪水の影響は,家庭において,彼らの生活に対する自然資源に大きく依存し,より低い収入を持っている。本研究では,過去の文献においてめったに考慮されていない問題である,災害頻度と局所貧困の間の関係を調べるための調査データを用いた。著者らは,彼らの生活のための自然資源に完全に依存する低所得家庭が,より頻繁な災害にさらされ,洪水と干ばつを通して生じる財政的損失に最も脆弱であることを示す。災害の影響に対抗するために,スリランカン政府は,非農業努力から少なくともいくつかの収入を求めるために,貧しい家庭のメンバーを奨励する可能性がある。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *洪水 ,  回帰分析 ,  農業 ,  コミュニティ ,  *スリランカ民主社会主義共和国 ,  *干ばつ ,  気候変動 ,  発展途上国 ,  *事例研究 ,  *農業地区
準シソーラス用語： 貧困 ,  *脆弱性 ,  天然資源 ,  *社会経済 ,  *災害リスク , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 洪水 ,  干ばつ ,  貧困 ,  社会経済脆弱性

分類 (2件)： 災害・防災一般  (RA02010Q) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (9件)： 災害リスク ,  社会 ,  経済 ,  脆弱性 ,  スリランカ ,  農村地域 ,  洪水 ,  干ばつ ,  研究