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J-GLOBAL ID:201802291454347632   整理番号:18A1006521

大動脈腸骨分岐部病変の血管内治療における有意なプラーク移行に至る「偽大動脈腸骨分岐」:症例報告【JST・京大機械翻訳】

“Pseudo aortoiliac bifurcation” leading to significant plaque shifting in the endovascular treatment of an aortoiliac bifurcation lesion: a case report
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 179  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7418A  ISSN: 1471-2261  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:プラーク移動は,大動脈腸骨分岐病変に対する血管内治療(EVT)の重大な合併症である。好ましくないプラークの発生を正確に予測することは困難である。症例提示は,左下肢に安静時に一定の痛みを経験した88歳の日本人女性の症例を報告する。左下肢の足首上腕血圧指数は0.57であった。コンピュータ断層撮影(CT)血管造影は,左総腸骨動脈(CIA)の重度狭窄と左外腸骨動脈(EIA)の総閉塞を明らかにした。慢性四肢虚血の急性増悪を伴う患者を診断し,左CIAとEIAを治療するために血管内治療(EVT)を投与した。初期血管造影の結果はCT血管造影の結果と一致した。左CIA病変に対して自己拡張性ステントを留置した後,有意な好ましくないプラークの移動が生じた。ステント前後の血管造影の間の比較から,著者らは,末端大動脈へのプラーク突出が真の分岐と比較してより近位に位置する「擬似大動脈腸骨分岐」を形成したことを実現した。著者らは,大動脈腸骨分岐の高さと正確なプラーク位置を不正確に評価し,この誤解のためにプラーク移動のリスクを過小評価した。患者は最終的にEVT後に致命的なコレステロール塞栓を発症した。結論:末端大動脈へのプラーク突出は「偽大動脈腸骨分岐」を形成することができ,大動脈腸骨分岐の高さの間違った推定を引き起こす。「血管造影」は必ずしも真の分岐ではなく,真の大動脈腸骨分岐と正確なプラーク位置を検出するための初期血管造影の注意深い評価は,好ましくないプラーク移動を避けるために不可欠である。Copyright 2018 The Author(s). All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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循環系疾患の外科療法 
引用文献 (3件):
  • JAMA; Balloon dilation of the abdominal aorta; CJ Tegtmeyer, HA Wellons, RN Thompson; 244; 1980; 2636-2637; 10.1001/jama.1980.03310230038020; CR1;
  • Radiology; Percutaneous transluminal angioplasty in the region of the aortic bifurcation. The two-balloon technique with results and long-term follow-up study; CJ Tegtmeyer, CD Kellum, IL Kron, RM Mentzer; 157; 1985; 661-665; 10.1148/radiology.157.3.2932769; CR2;
  • Am Heart J; Kissing stents in the aortic bifurcation; F Mendelsohn, RM Santos, JJ Crowley, RJ Lederman, FR Cobb, HR Phillips; 136; 1998; 600-605; 10.1016/S0002-8703(98)70005-5; CR3;

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