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J-GLOBAL ID:201802291515836612   整理番号:18A0380554

抗PD L1ペプチドは敗血症における生存率を改善する【Powered by NICT】

Anti-PD-L1 peptide improves survival in sepsis
著者 (11件):
資料名:
巻: 208  ページ: 33-39  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0886B  ISSN: 0022-4804  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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敗血症が最も集中治療室における死亡の主な原因のままである。敗血症における多くの死亡は,疾患の免疫抑制相に入っている患者における院内感染によるものであった。敗血症における免疫抑制の原因の一つはそのリガンド(PD-L1)とプログラム細胞死-1(PD 1)相互作用により仲介されるT細胞消耗である。ノックアウトマウスまたは阻害抗体を用いたPD-L1とPD-1の相互作用を遮断するT細胞機能障害と改善された敗血症生存を逆転させることを示した。本研究は臨床的に関連する第二ヒット真菌敗血症モデルにおけるPD-1:PD-L1シグナル伝達を阻害する新規短時間作用型ペプチド(化合物8)の効果を評価した。マウスは腹膜炎を誘導する盲腸結紮および穿刺を施行した。三日後,マウスはCandida albicansの静脈内投与を受けた。Candida感染四十八時間後,マウスは化合物8又は不活性ペプチドで処理した。coinhibitory分子,PD-1およびPD-L1の発現に及ぼすCandida感染の影響はCD4~+細胞,CD8~+細胞,ナチュラルキラー(NK)細胞とナチュラルキラーT細胞(NKT)のフローサイトメトリーにより定量した。生存に対する化合物8の効果についても検討した。真菌感染の四日後に,PD-1およびPD-L1発現は敗血症と偽手術マウス(CD4~%PD-1+,11.9%対2.8%;およびNKTにおいて%PD-L1,14.8%対0.5%)におけるCD4~+,NK細胞及びNKT細胞で顕著に増加した。対照と比較して,化合物8は30%から60%,P<0.05に対する生存の2倍の増加を引き起こした。化合物8は敗血症の臨床的に関連する免疫抑制モデルにおける生存を有意に改善した。これらの結果は,この致死性疾患におけるT細胞消耗を標的とする免疫アジュバント療法を支持した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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